2014年10月31日金曜日

石田瑞穂さん@ブールジュ

詩人の石田瑞穂さんが、
ブールジュ滞在の様子を書かれています。

http://traveling-songs.blogspot.jp/

楽しそう!

ブールジュといえば、
ジャニックさんの妹が住んでいます。
その縁で、2011年、「テレビでフランス語」のスキットも、
ブールジュを舞台にしたのでした。
あの時出演してもらったアラブ系レストランやそのご主人の様子が、
思い出されます。

une grande fan de foot

今日はリバティ・アカデミーの4回目の授業。
楽しく勉強は続いています。
そして今日は、生徒さんの中に、
フランス・サッカーにとても詳しい女性がいらっしゃるのを知り、
かなり驚かされました。
Le petit vélo(小さな自転車)と言われるヴァルビュエナとか、
キャベイユとかのファンだとか。
いい選手たちですよね!
たしか、ヴァルビュエナのお父さんはスペイン系で、
キャベイユのお父さんはヴェトナム系でしたね。

そして今日の授業中、
久しぶりに Lady Marmalade の話になりました。

https://www.youtube.com/watch?v=t4LWIP7SAjY

この歌、リフのところがフランス語なんですね。

Voulez-vous coucher avec moi ce soir ?

あんまり授業向きの例文とはいえませんが!
(アメリカ南部の娼婦の歌なので、こんな歌詞なんですね。)
ラベル、久しぶりに聞きましたが、
そうか、1975年の歌なんですね。
実は1975年は、わたしにとっては特別な年で、
こんどの詩集でも、
『世はいかにして昭和から平成となりしか』でも、
この年のことについて書きました。
高校2年でした。

この歌、どおりでよ~く知っているわけでした。

2014年10月30日木曜日

「雑談」は遠く

日本シリーズ、
意外にあっけなく終わってしまいました。
この3試合は、
なんともいえないもどかしさに支配されていましたが、
それもまた日本シリーズの姿なんでしょう。
ただ、ゴメスのホームランが見たかったです。

今日は、午前、午後、夜、と、
それぞれ別の仕事をし、
1日が長く感じられました。
(今日は日本シリーズも、
ほとんどがラジコで、
ゲラ直しをしながら聞いていました。)

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1年生を対象としたフランス語の授業では、
ほぼ毎回、なんらかの「雑談」を挟みます。
長いと20分。短ければ数分。
なにしろ理工学部なので、
いわゆる国際政治や、
日本の現状に対する社会学的な見方など、
授業ではほとんど出てこないようなので、
及ばずながら、そのへんを「雑談」としてしゃべっています。

ただ、今週はしゃべりませんでした。
というのも、ほんの少し雑談を始めたところで、
学生たちの感じが、
あまりに興味なさそうだったからです。
(彼らの目の動きから、それは明らかでした。)
で、10秒ほどで「やっぱりやめましょう」となり、
中性代名詞の説明に戻ったのでした。
こういう、話し始めて止めることって、
珍しいんですけどね。

そして昼休み。
そのクラスのある学生がわたしの研究室に遊びに来て、
そのついでに、
あの後どんな話をするつもりだったのかと訊いてきました。
だから、
カジノ法案に関連して、
資本主義に内在する「賭博性」について、
ごくざっくり説明しました。
彼だけは、わかってくれたようでした。

2014年10月29日水曜日

するめ

今日、するめを食べました。
(日本シリーズを見ながら。)
そういえば、
「するめ」という有名な詩がありました。

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するめ              まどみちお

とうとう
やじるしに なって
きいている
うみは
あちらですかと……

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うまいですねえ。

2014年10月27日月曜日

「それは、ズッシーンと胸に応えて」

79歳になられているという、
鈴木志郎康さんの最新作です。
ズッシーンと……

http://satomichio.net/?cat=14

2014年10月26日日曜日

motivation

日本シリーズが始まっています。
つい今しがた、第2戦が終わり、
どちらにとっても1勝1敗。
昨日も今日も、緊張感のあるいいゲームでした。

日本シリーズはデーゲーム、
というのに慣れきっていましたが、
今年あたりは、ついにナイト・ゲームであることに、
違和感を感じなくなりました。
今日のような日は、
夜のゲームを楽しみにすることで、
午前・午後の仕事のモティヴァシオンを維持できて、
それはなかなかいいのでした。

それにしても、
あと数日で11月。
早いですねえ。
で、
年内に終わる予定の、
今一番時間を取られている仕事があり、
とにかくそれを無事着地させることが第一目標。
それ以外に、
年内に形をつけるべきことが2つ。
そのあとは、大学の業務などがあり、
3月末には、新しい本が出る予定、
なんですが、
あまりに遠い感じ……

とりあえず、明日はがんばろう!(オー!)

2014年10月23日木曜日

那我懂你意思了

台湾のインディーズ・バンド、
那我懂你意思了(IGUband)の新曲、
実写アニメ、というんでしょうか。

http://www.youtube.com/watch?v=kWl_qY-tXhY&feature=youtu.be

彼らの曲では、やっぱこれ?

https://www.youtube.com/watch?v=Gp6XKEE8B2E

訳が分からないけど、
ちょっとおもしろい!


ステレオタイプ

The Definitive Stereotype Map Of Europe

http://www.buzzfeed.com/lukebailey/definitive-stereotype-map-of-europe#2tpp110

言うまでもなく、
どこからどう見ても「ステレオタイプ」で、
ここから脱するための地図、でしょう。

2014年10月20日月曜日

「暑がり」は?

昨日、季節の変わり目がどうの、
という話の流れから、
「寒がり」「暑がり」に話が展開し、
意外なプチ発見がありました。
それは、フランス語には「暑がり」がない、
ということです。

「寒がり」はあるんです。
frileux / frileuse
です。
でも「暑がり」のほうは、
思いっきり説明的な表現で、
まったく1語なんかじゃないんです。

フランス語圏には、暑がりは少ないんでしょうか!?

大詰めの

昨日の日曜は、
午前から夕方まで収録の一日。
若くて元気なフランス人3人と一緒なので、
終始楽しくできました。

そして今日は、
今レナさんと(レナさんが中心になって)作っている教科書の、
大詰めのチェックです。
もうほんとに、これが最後のチェックなので、
気合を入れて見ることにします!

2014年10月17日金曜日

フランス語講座

今日は金曜日。
金曜日は、リバティー・アカデミーの講座があります。
この講座は、
まあフランス語を勉強するわけですが、
勉強、というか、
外国語の勉強が好きな人たちと一緒にする勉強は、楽しいです。
こんなことだけしていればいいなら、
ほんとにいいんですが!

さて、連日触れている新刊についてですが、
ふと見ると、もうアマゾンで発売が開始していました!
(書店に並んでいるかどうかは、わからないのですが。)

この週末、東京はいい天気になりそうです。
久しぶりな気がしますね!

そして(× 1)

詩集発売まで、あと3日となりました(←しつこい!)が、
パリ仲間の中村さんも、
コメントを寄せてくださいました。

http://mangrove-manglier.blogspot.jp/

ありがとうございました!

先日も「現代詩手帖」(9 & 10月号)で、立花英裕先生の
「世界文学としてのエメ・セゼールを読む」
という文章を読んでいたら、その中で、
とても優れた研究書として、
中村さんの『カリブ-世界論』が言及されていました。
すでに、カリブ研究をする際の、
必須文献になっていると言えるでしょう。
素晴らしいです!

2014年10月15日水曜日

詩集の書評(× 2)

詩集発売まで、あと5日となりましたが
それに先立って、
お二人が書評を書いてくださいました。
うれしいです!

まずは、詩人で翻訳家のくぼたのぞみさん。

http://esperanzasroom.blogspot.jp/2014/10/blog-post_14.html

ありがとうございました!

(先日、翻訳家希望、という学生がいたので、
くぼたさんの本を読むように勧めました。
こういう翻訳本が存在することが、
いかに日本語を、日本語圏文化を豊かにしているのか、
そのへんを感じてほしいと思ったからです。
もちろん、翻訳家のお手本としても。)

そして、若き同僚、山本洋平さんです。
彼は、この4月から、
今わたし自身も属している総合文化教室に、
新メンバーとして参加してくれています。

http://d.hatena.ne.jp/rarala/20141012?_ga=1.134833273.928208274.1413377137

ありがとうございました!

自分の本のことはともかくとしても、
お二人の、
「本」への愛が伝わってきます。

2014年10月12日日曜日

the earliest cave paintings

「アート」の起源は、ヨーロッパじゃなかった……

http://www.bbc.com/news/science-environment-29415716?ocid=socialflow_twitter

...the Indonesian discovery transforms ideas
about how humans first developed the ability to produce art.

それにしてもこの壁画、すごいですね。
インドネシアか……。

2014年10月9日木曜日

予約開始です!


先日ここでご紹介した詩集、
今日から、amazon での予約が始まりました!

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%8D%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC%E3%81%8C%E3%81%99%E3%81%B9%E3%82%8A%E8%90%BD%E3%81%A1%E3%82%8B-%E3%81%9D%E3%81%AE%E5%85%88%E3%81%B8-%E6%B8%85%E5%B2%A1-%E6%99%BA%E6%AF%94%E5%8F%A4/dp/4865281088/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1412857998&sr=1-1&keywords=%E6%B8%85%E5%B2%A1%E6%99%BA%E6%AF%94%E5%8F%A4

詩集の中には、
本のタイトルと同じ題の詩があるのですが、
それは、
ダルヴィッシュ投手のスライダーに触発されて書いたものです。

それ以外には、
サイゼリア、小豆島、ギネス、革命、新宿、子供たち、イヴ、
などが登場します。

発売開始は、20日頃になると思われますが、
なにしろ詩集なので、
よほど大きな書店でないと、
店頭に並ぶことはないでしょう。
でも、もし読んでいただければ、
とても嬉しいです!


*実際の本は、上の画像よりはるかに美しいです。
  それだけは、まちがいありません!

2014年10月8日水曜日

David Oistrakh

決して気取ったことを言うつもりはないんですが、
先日、ふと、なんとなく口笛を吹いていたら、
それがなんの曲だか、今吹いているのに一瞬わからず、
10秒ほど考えて、やっとわかりました。
それは、シベリウスのヴァイオリン・コンチェルトでした。

で、その後仕事をしながら、YouTubeでいくつか、
その曲を聞いてみました。
(1番なじんでいるのは、CDで聞いたクレーメルのものです。)
わたしはヒラリー・ハーンが好きなので、
彼女の演奏はやっぱり好きでした。が、
目の覚めるような思いをしたのは、
もう40年前に亡くなった、オイストラフの演奏でした。

https://www.youtube.com/watch?v=M-P183jzdfw

これは素晴らしい。
オイストラフは、子供のころから親しい名前でしたが、
この演奏にはやられました。

オイストラフは、あの『戦艦ポチョムキン』の、
「オデッサの階段」で知られる、
オデッサ育ちです。
リヒテルも、トロツキーも、オデッサ育ち。
いつか、行ってみたいです。

2014年10月6日月曜日

「国」

日本からも、というニュースがありましたが、
フランスは以前からそうでした。

http://news.yahoo.co.jp/pickup/6133802

大学では

このニュース、
あまり注目されていませんが、
けっこう大きな問題だと思います。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014100201002023.html

2014年10月5日日曜日

雨の

雨の中、なんとか無事、
収録を終えることができました。

前回、前々回とはちがって、
今回はわたしのパートもあったのですが、
特に緊張することもなく、
いい意味でふつうにできました。

それにしても雨だと、
都会の人ごみは歩きにくいですね。
でもまだ、この歩きにくさが、
嫌いというところまではいきません。
(まあ、雨じゃないほうが望ましいのはたしかですが。)

あしたの午前中、東京は荒れる予報です。
電車など、あまり混乱しないことを祈っています。

2014年10月4日土曜日

香港でも

台湾に続いて、
今また香港の学生たちが、
自分たちの意志を表明しています。
自分の「国」の形を、自分たちで決めようという意志。
彼らが体現しているのは、
まずはそれなのでしょう。
そして彼らはしっかりしています。
石を投げたり、
鉄パイプを振り回したりしません。
イデオロギーにがんじがらめになった、
硬直した言葉で話すわけでもありません。

夏の小豆島で話した台湾の学生たちも、
たしかに、言葉の発し方からして、大人でした。

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明日は台風接近の中、
3週続けて収録です。
早く寝ないと!

2014年10月2日木曜日

もうすぐ!

発売は、10月20日あたりを予定しています。
あと2週間ちょっと!

https://twitter.com/sayusha/status/517511652497825794

2014年10月1日水曜日

ガザ地区:停戦から1ヵ月、現状は?

「政治的な問題は一切解消されず、ガザ地区の状況が悪化しただけです。誰も"戦後"などむかえていません。次の交戦までの一時休戦に過ぎないと思っているのです」

イスラエルは、建国以降、
ず~っと戦争をしているように見えます。
イスラエル外にいるユダヤ人たちは、
だんだん心理的距離を置くようになるのではないでしょうか。

http://www.msf.or.jp/news/detail/headline_1666.html?utm_medium=mailmagazine&utm_source=elo1410&utm_campaign=mailmagazine_&utm_content=news