2026年2月12日木曜日

“追悼のヘルメット”

ウクライナのヘラスケビッチ選手。



「五輪メダルは幼い頃からの夢だ。
だが、全面戦争下の今、メダルより大切なものがある。
人々の命や亡くなったアスリートの記憶に比べれば、
メダルなど何の価値もない」

命を捧げた彼らを裏切ることはできない。
彼らの犠牲があったからこそ、私は今ここに立てている。
失格になっても構わない」

ウクライナにロシアが侵略を仕掛けてから4年。
4年……

2026年2月10日火曜日

『彼の真実、彼女の嘘』

ネトフリのドラマ、

『彼の真実、彼女の嘘』

を見てみました。
原題は HIS HERS なので、
もちろんニュアンスは違いますが、
考えられた邦題だと思います。

アトランタ郊外の小さな町を舞台とした、
連続殺人事件なんですが、
なんと言うか、
6エピソードの中に、
さまざまな要素が詰め込まれています。
まず、人種問題。
女子高校での「カースト」問題と、友情。
それに絡んで貧富の問題。
この辺りは、学園もの的な要素でしょう。
そしてクライム・ドラマ的要素。
性と暴力。
復讐。
夫婦関係の破綻した、白人男性刑事。
優秀なアジア移民系女性。
連続して殺される女性たち。
複数の容疑者。
そしてビジネス・ドラマ的要素。
ローカル局の、メイン・アナウンサーをめぐる女性たちのバトル。
キャスティング権のある男性との関係。
さらには、親子、母と娘、老い、などの要素も入れてあります。
また「ドラマ」として、
いわゆる「どんでん返し」を用意して、
うまくそこに着地してみせる……

と言うわけで、
かなりごった煮的作りで、
ただその中で、
「学園もの」がやや浮いているようにも見えたんですが……

なにか、ヒットしそうな要素を詰め込んで、
それなりにうまく処理しました、というドラマでした。
説明的な部分があるんですが、
その辺も、「大衆」に分かりやすく、という意図が透けて見えました。

2026年2月6日金曜日

「決定版」

あら、まだできてないんですけど、もう告知が!


ちゃんとできたら、
またご報告します!

『愚か者の身分』

ネトフリで1位の

『愚か者の身分』

を見てみました。

小説の映画化のようですが、
原作は読んでいません。
で、映画を見た感触は、
なんとも言えず日本映画だなあ、
という感じ。
1箇所、分かりやすく「ホラー」なのを除けば、
むしろウォームなところの多い映画で、
いい映画だと思うんですが、
画面に現れるもろもろ、
時間の流れ、
ドメスティックな閉じた感じ、
俳優の演技、
それらすべてを方向付けたであろう演出、
どれもみんな、日本映画だなあ、という印象でした。
繰り返しますが、
いい映画だとは思うんですけど。

男たちのホモソーシャルな世界なんですが、
これも、女性監督だなあ、と感じる点がいくつもありました。
(悪いという意味ではまったくありません。)
「ホラー」があるのに、
世界は(本質的に)荒んでないんです。
そしてそこが、良さでもあるのでしょう。

2026年2月2日月曜日

『The Boys』リタイヤ

ダークなヒーローもので、
設定はなかなか興味深かった The Boys(アマプラ)
シーズン1は見終わったんですが、
シーズン2に入って少し見たところで、リアイヤしました。
ちょっと、テンポが遅すぎるのと、
先を見たくなるような謎の仕掛けが弱い、と感じました。
俳優たちも、いいなと思っていた人が死んでしまったり。

で、
とりあえず

『端くれ賭博人のバラード』(ネトフリ)

という、コリン・ファレル主演の映画を廻始めたんですが、
こちらは15分でリアイヤ。
なんの新鮮味もなく、楽しさもない。
少なくとも最初の15分はそうでした。

そして今は、

『彼の真実、彼女の嘘』(ネトフリ)

というドラマを、恐る恐る見始めました。
今第1話が終わり、とりあえず第2話には進みます。
本当は映画にしたかったんですが、
まあ、いいでしょう。
見てみましょう。

2026年2月1日日曜日

飽和

「ニュース」は、相変わらず毎日見ています。
「フランス2」「ZDF」「アル・ジャジーラ」……

いわゆる「情報飽和」。
トランプらはあえてそれを仕掛け、
人々に思考させないように、
思考する間を与えないように、
これでもかと新しい状況を生み出し、情報を出し続け、
その情報の正誤が見極められないうち、
次の状況、次の情報が押し寄せてくる。
そんな暇はない、と言っていた人間が、
突如暇になったのか、自分(たち)都合で選挙を始める、
無駄なセリフで軋轢を深め、
宗教団体との繋がりは問われず、
社保逃れは問われず、
ベネズエラでの殺人も、
ミネアポリスでの殺人も問われず、
ICE の膨大な予算も、
ガザで隠れて続く非道も問われず、
毎日死者が出るウクライナでの犯罪も問われず……

いや、問うている人たちはいます。
問い続けている人たちはいる。
飽和させられないようにすることは、
本当に難しいけれど。

 『Rip』

お馴染みの、ベン・アフレックとマット・デイモンのコンビによる、

『Rip』(2026)

を見てみました。(ネトフリ)
二人以外に、『ミナリ』のスティーヴン・ユアン、


そしてわたしには、授業でしょっちゅう使う、
「16区を遠く離れて」(『パリ、ジュテーム』)の、
カタリーナ・サンディノ・モレノも出演しています。
この4人に、テヤナ・テイラー
(『ワン・バトル・アフター・アナザー』で見たばかり)
を加えたのが、マイアミの捜査チームです。
彼らか、麻薬カルテルの隠した大金を見つけるのですが、
この発見には、何重にも「裏」があります。

一気に、止まることなく2時間見たので、
「おもしろかった」のだと思います。
エンタメとしては、まあ十分なデキ、と言えるでしょうか。
「男」っぽ過ぎるし、深いということもないし、
カーチェイスも、ショットも、特に新鮮でもないし、
フィルム・ノワール的な影など、
あまりにわざとらしい使い方をしたりもするし……
でも「おもしろかった」となり得るのは、
物語上の、謎の出し方が上手いからなのだと思います。

また、Rip (安らかに眠れ)にも、
二重の意味があるようです。

そうそう、警察官ではない女性が出てきますが、
彼女を演じるのはサッシャ・カジェ。
『ザ・フラッシュ』で、スーパー・ガールを演じた女優です。




2026年1月26日月曜日

『ワン・バトル・アフター・アナザー』

ディカプリオ、ショーン・ペン、
そしてわたしも好きなデニチオ・デル・トロが出演している、

『ワン・バトル・アフター・アナザー』

を見てみました。
ピンチョンの『ヴァインランド』にヒントを得た、ということですが、
ほぼ別の作品という印象です。

デル・トロが出ている場面は良かったです。
(好きなだけかも。)
ただ、(マーチン・スコセッシ並みに)スピード感はなくて、
時間の流れも「ドラマ」も平板です。
いくつも「仕掛け」的なものはあるんですが、
どれもこれも古めかしくて、B級感が満載でした。
(B級にしようとしたんでしょうが。)

ただ、始まりや終わりが、あるんだかないんだか分からない感じは、
ポスト・モダン的な感じは、少ししました。

The Boys

仕事が一段落したので、
久しぶり(?)に、ドラマを見始めました。

The Boys 

という、アメリカのドラマなんですが、
これは、町山智浩氏が、YouTube のインタヴューで紹介していたものです。
トランプ出現前に、
トランプ時代的世界を先取りしていたと。

で、ヒーローものなんですが、
なんと、このヒーローたちがかなりダーク。
倫理とは無縁で、色と金に執着していて。
今まで見たことがないタイプのドラマで、
なかなかおもしろいです。
まだ、始まりの1エピソードを見ただけですが。

そしてそのラスト、
なんとイギー・ポップの「パッセンジャー」が流れ、
なんとも言えない気持ちに。
この曲、高校時代、好きでした。
(あれから半世紀!)

2026年1月22日木曜日

60%

忙しくても、テニスの時間は確保しています。
で、
先々週は調子が良かったんですが、
先週はダメでした。
で、その理由を考えたんですが……

要は、オーヴァーヒット、
つまり力を入れすぎ、力みすぎ、なんだと思います。
そしてそうなったのは、多分、
全豪オープンのダイジェストをYouTube で見ているから!
出来もしないのに、
つい、ああいうふうに速いボールが打ちたくなるわけですね。

YouTube では、
もう数え切れないくらいの、テニスのレッスン動画を見ました。
参考になったものももちろんありましたが、
逆に、調子が狂ってしまうこともありました。
これは内容の良し悪しというより、
わたしとの相性、なんだと思います。
そして最近、ほんとに今更ですが、
テニスは60%の力で打ちましょう、
ということにフォーカスした動画を見つけ、
まさにわたしにぴったりのアドヴァイスでした。
しかも、うまくヘッドが走っていれば、
60%でも、そんなにスピードは落ちず、
でもコントロールはしやすいのでした。
今後は、これでいこうと思っています!
(遅すぎましたが。)

授業終了

昨日で今年度の授業は終了し、一段落です。
(当然、これから採点などはありますが。)

そしてこのところ、
かなり詰めて仕事をしています。
春には出る、かな?
正直、まだ迷っている部分があるんですが、
まだ直すチャンスはあるのでそれまで考えますが、
ただ考えても、答えは出ないような。
まあこうだろうと決めて、
それでやってみるしかないと思っています。
(これ、答えはあるんでしょうけど、
やってみてからじゃないと分からないので、
どうしても、賭けになるでしょう。
それも楽しみですが。)

昨日は時々あるスケジュールが詰まった日で、
(まず前の晩、3時頃まで仕事して)
朝、2限で、フランス語の試験をして、
試験後、理工学部の1年生でToeic 900点という、
とても語学が得意な学生に、
大きな大きな志を抱くように勧めながら15分ほど話し、
それから、ゼミも最終回だったので、
院生たちと釜飯ランチをして、
それからの休み時間に、
学生に頼まれていた推薦書を一通ガーっと書いて印刷して渡し、
その後、いつも通りのゼミで、
わたしにとっては久しぶりに、
『女はみんな生きている』
を見て、それについて議論し、
帰宅後は、すぐに家を出て、
フェミレスで編集者との打ち合わせが9:30まで。

ほんとに、ただ映画見てカフェで本読んで終わる日もあり、
たまに、こういうキチキチのスケジュールの日もあり、
ですね。

2026年1月12日月曜日

大学日本一

昨日の全国ラグビー選手権では、
宿敵・早稲田を倒し、
明治が7年ぶりの日本一になりました。
(パチパチパチ!)
仕事もしなければならないんですが、
ついテレビで見てしまいました。
いい試合でした。
おめでとうございます!

学生時代、授業でラグビーをやり(選択は不可!)、
30年くらい前でしょうか、
法政vs.早稲田の決勝を見に行ったこともあります。
法政で教えていた頃、ラ
仲良しの先生が、グビー部の学生からチケットもらい、
彼に誘われて行ったのでした。
寒かったです!

新年会

先週の金曜日は、
午前中にテニスをして、
その後急いで大学に向かい、
会議が3つ。
そして会議終了後、新年会がありました。
忘年会が(みんなの日程が合わず)できなかったので、新年会です。
今回は、総勢8名。
いろんな話をしました。
もちろん同僚たちとは日々顔を合わせているわけですが、
思い出話をしている暇はない(!)ので、
こんな時でもないと聞けない話がたくさん。
こうした会は、最近は不人気なようですが、
わたしの職場の場合だと年に1、2回。
これはいいコミュニケーションの場だと感じます。
今年度着任した先生も2人いらっしゃるのですが、
完全に溶け込んでいて、
もう昔からいらしたみたいな感じです。
楽しい2時間でした。

2026年1月5日月曜日

19世紀へ

年が変わっても、
現実は急には変わりません。
とても残念ですが。

ベネズエラも、
もちろんガザもウクライナも……
特にアメリカは、
イスラエルを支援し続け、
他国の大統領を拉致し、
デンマークの土地を我が物ののように言い、
コロンビアなどにも触手を伸ばしかねない状況です。
こうしたことの背後は複雑だし、
それぞれの事情や歴史があるわけですが、
1つ明らかなのは、
アメリカが西半球での覇権を狙っていることでしょう。
ロシアがいて、中国がいる。
今は21世紀。
でも、19世紀が戻ってきつつあるように見えます。

そういえば、中部電力が、
再稼働審査のための書類で「不正」を働いた、
というニュースが流れてきました。
一言で言えば、
もう廃炉にしろ、
ということになるでしょう。
中部電力という会社、まったく信用できない。
恥を知れ、
とは、彼らのためにある言葉でしょう。


初テニス

年が明けて5日目、
テニス初日を打ってきました。
年末の、勝負がかかった雰囲気ではなく、
和気藹々とボールを打ち合うのは、楽しいです。

年が明けてから、
来客以外はほとんどずっと仕事していて、
テニスは久しぶりの「お休み」な感じでした。
そして午後はいつものカフェで仕事して、夜も仕事。
なぜこんなに詰めるのかといえば、
1月上旬までに、という締め切りがあるからです。
実は、締め切りは守るタイプです!
授業が始まる前に、行けるところまで行きたいです!

そうそう、
年末に、インフルのワクチンを打って体調を崩していた女性コーチ、
今日はいつも通り元気そうで、
こちらも元気をもらいました。
「元気をもらう」ってよく言いますが、
まあ、そういうこともあると思います。

2026年1月1日木曜日

おめでとうございます


L'homme n'aura jamais la perfection du cheval. 

(Spinoza)


大晦日から年明けにかけては、

仕事をしていて、気づいたら年を越えていました。

まあ、そんな年越しもいいでしょう!

本年も、どうぞよろしくお願いします!