『彼の真実、彼女の嘘』
を見てみました。
原題は HIS HERS なので、
もちろんニュアンスは違いますが、
考えられた邦題だと思います。
アトランタ郊外の小さな町を舞台とした、
連続殺人事件なんですが、
なんと言うか、
6エピソードの中に、
さまざまな要素が詰め込まれています。
まず、人種問題。
女子高校での「カースト」問題と、友情。
それに絡んで貧富の問題。
この辺りは、学園もの的な要素でしょう。
そしてクライム・ドラマ的要素。
性と暴力。
復讐。
夫婦関係の破綻した、白人男性刑事。
優秀なアジア移民系女性。
連続して殺される女性たち。
複数の容疑者。
そしてビジネス・ドラマ的要素。
ローカル局の、メイン・アナウンサーをめぐる女性たちのバトル。
キャスティング権のある男性との関係。
さらには、親子、母と娘、老い、などの要素も入れてあります。
また「ドラマ」として、
いわゆる「どんでん返し」を用意して、
うまくそこに着地してみせる……
と言うわけで、
かなりごった煮的作りで、
ただその中で、
「学園もの」がやや浮いているようにも見えたんですが……
なにか、ヒットしそうな要素を詰め込んで、
それなりにうまく処理しました、というドラマでした。
説明的な部分があるんですが、
その辺も、「大衆」に分かりやすく、という意図が透けて見えました。