を見てみました。
https://www.youtube.com/watch?v=JDE7Mlks1PU
青春の恋物語と、
アクションを含むワルモノとの対決という、
2つの物語が同時に進行します。
前者に関しては、わりとすんなりした展開で、
後者については、派手さもありはするんですが、
そもそもスパイダーマン自身が、
ジーンやキャプテン・マーヴェルのようなフォースがあるタイプではないので、
そういう感じにはなっています。
でもまあ、十分楽しめます。
それにしても、
登場人物たちの民族構成の多様さは、
すごく気を遣ってるのねえ、という感じ。
スパイダーマン=ピーターが恋する相手、ゼンデイヤは、
父親がアフリカ系(おそらくはバンツー系)で、
母親がドイツとスコットランド系。
友人のネッドは、ハワイ生まれで両親はフィリピン系。
フラッシュの両親はヴェネズエラ系。
ブラッドの母親はイギリス人、父親はマレーシア系の華僑。
もちろん、フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンもいます。
ただし……
中で、もっとも「アジア」的な感じなのが、
ブラッドを演じたレミー・ハイなんですが、
実は彼が、一番損な、というか、
しょうもない人物として描かれてしまいます。
これは、アメリカ映画における、
アジア系男性と白人女性は恋人にならない、
という伝統に則っているのね、
と思ってしまいました。