「映画」関連の授業では、
時間が中途半端に余ってしまうことが予想されます。
で、
通常はそういう場合、
その使える時間だけ映画を一緒に見て、
前提となる事柄などを話しておいて、
残りは自分で見てレポートを書く、
という展開になるのですが、
試験期間に突入する来週については、
さすがに学生の負担が重すぎる感じ。
(まあここまでで、十二分重かったのは認めまてますし!)
となるとここは、
ちょうどいいくらいの短編を見て、
少し話してキレイに終わるのがよさそうです。
たとえば「ワールド映画」ゼミなら、
真っ先に思い浮かぶのはこれ。
ネトフリにある『物ブツ交換』です。
以前も少しここで触れましたが、
ジョージアの農村地方が舞台にした短編ドキュメンタリーです。
静かな、わたしは好きな作品です。
それから、これは見ているのがちょっと辛いんですが、
アメリカの、
銃乱射事件で娘を失った両親を描くアニメがあります。
学生にとっては、
「アメリカにとって銃とは何か?」
を考えるきっかけになるでしょう。
そしてふつうにおもしろいのが、
やはりネトフリの、『隔たる世界のふたり』。
これは有名な作品ですが、
学生はまだ知らないでしょう。
残った時間を見て、
このあたりを組み合わせたいと思います。