無事に年内の授業を終えることができました。
(まだ、これからレポートが出てきますけど。)
今年は、例の参考書に関連した仕事が並行してもろもろあったので、
時間はけっこうツメツメになることがありましたが、
(レポートを読むのが、
授業の前日の遅い時間までずれ込むことがよくありました)
逆に、やることに追われていて考えてる暇もなく、あっと言う間でした。
もちろん、歳のせいもあるでしょうけど!
1年生のフランス語の最後の授業は、
ここ数年恒例になりつつある「アナ雪」です。
『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』
というおもしろい本の中に、
「アナ雪1」についての文章があるんですが、
「アナ雪2」は、
まるでこの本に対するアンサーであるかのように、
エルサの「自由」が描かれていて、
授業でも、まずはその辺の説明から始めてます。
話し始めると、
まあエルサがレズビアンである可能性が中心になるので、
最初は、ええ? みたいな顔をする学生たちもいるんですが、
説明しているうちに、なるほどね〜、みたいな表情に変わっていきます。
(と、わたしは思っています!)
そして、
比較的おとなしいと思っていたクラスなんですが、
歌はちゃんと歌ってくれて、
若い歌声を聴いていると、
なぜでしょう、ちょっと切なくなってきます。
わたしがそう感じていることは、
学生たちはまったく気づいていないと思いますが。