『レベル・リッジ』(2024)
を見てみました。
田舎町。
その警察は、
そのいわば閉ざされた地域内で、
好き勝手に振る舞い、
微罪のものたちをカモにしては金を巻き上げるという、
腐敗した状況。
その街に、主人公がやってきます。
彼の目的は、従兄弟の保釈。
もちろんお金も用意していましたが、
このお金が警察の目に留まり、
理不尽なことが連鎖していきます……
もちろんみている方が、
どこかで逆転劇が起きることを信じているんですが、
これが、なかなか起きない!
しかも長い!
中盤では、ちょっとやめようかと思うくらい長い感じでしたが、
最後の3分の1くらいはスピードも出て、
ハラハラ感もあり、だいぶ良くなりました。
でもトータルだと、
どうかな、やっぱりちょっと長いかな。
つい昨日見た『バスティオン36』と比べると、
腐敗の深度がはっきり違っています。
『レベル・リッジ』では、もう州警察が「善きもの」ですが、
『36』では、もっともっと上の方まで「問題あり」です。
でも考えてみれば、
CIAやFBI ものでも、結構上の方までいきますよね、悪の根源は。
とういう意味では、
この『レベル・リッジ』はシンプルなのでしょう。