2026年5月31日日曜日

コモドアーズ

1970年代の高校生の頃、
お気に入りのバンドの1つだったコモドアーズ。
ライオネル・リッチーもいた頃の「マシンガン」なんか、
ほんとによく聞きました。


そのコモドアーズの名前が、
珍しく日本のニュースに登場していました。


そうですか、断ったんですね。
当然ですよね!

Killing Eve

ネトフリで、
ジョディ・カマーとスーザン・オーが共演したドラマ、

『キリング・イヴ』

を見てみました。
ジョディ・カマーとスーザン・オーが、
それぞれサイコパス・キラーと刑事を演じます。
で、キラーの背後にはどうやら大きな組織が。

実はこれ、4シーズンあるんですが、
シーズン2の途中で脱落しました。
シーズン1はおもしろくて、これはいい、
と思ってたんですが……

調べてみたら、
企画はフィービー・ウォーラー=ブリッジで、
シーズン1では、
8エピソードの半分を、
彼女自身が脚本を書いていました。
それでね!

一応wikiでストーリーは確認しましたが、
なんだかピンときませんでした。
原作(『ヴィラネル』)はあるものの、
脚本担当が変わってしまうと、
雰囲気が変わってしまいますね。

2026年5月30日土曜日

Baystars

昨日はベルーナ・ドームで、
セ・パ交流戦の、
ライオンズ vs. ベイスターズを見てきました。

このところのベイスターズ、
まあ、一言で言うなら、ぶざま、でしょうか。
昨日の試合でも、10点以上取られて惨敗。
そして今日もまた、零封されていましたね。

しばしば、
野球経験のないフロント主導であることが批判されます。
アナリスト、と呼ばれている人たちの、
数字を根拠にした運営が、こんな惨状を生んだのだと。
もちろん原因は1つではないのでしょうが。

昨日も、挟殺プレーに失敗。
あれだけ指摘されてたのに、まだ練習不足とは。
お金をとって野球を見せているわけですから、
プロフェッショナルとして、その辺は、お願いしたい気がします。
たぶん、多くの観戦者が同じ意見だと思いますが、
負けるのはいいんです。
ただ、鍛えられた超人たちの、ギリギリのプレーが見たい、とは思います。
わざわざ出かけて行ってるわけだし。
(この春横浜を去った桑原選手は、元気そうでよかったです。)

そう、ジャイアンツのこともありました。
合成の誤謬だ、
という指摘があり、たしかに、と思ったり。
それにしてもモヤルと思ったり。

話は戻りますが、
ベイスターズの試合内容自体はひどかったですが、
それでもスタジアムというのは気持ちがよくて、
広々して、いい場所だと思います。
本当は神宮球場が好きなんですが、
もう何年も行ってないです。
行きたいです!

2026年5月23日土曜日

『レジェンズ 麻薬潜入捜査官』

ネトフリのイギリス・ドラマ、

『レジェンズ 麻薬潜入捜査官』

ほぼ一気見してしまいました。
とてもおもしろかったです。

潜入捜査もの、というのはたくさんあるし、
実際たくさん見てきましたが、
その中でこのドラマが異彩を放っているのは、
潜入した捜査官が、
「自分」と、
潜入のために作り上げたフィクティブな人格と狭間に落ち込み、
簡単には抜け出られなくなってしまう、という点です。
被っていただけのペルソナが、
もともとの「自分」と乗っ取ってしまうと言うか。

もちろんそれだけではなく、
イギリスものらしいヒネリのあるセリフも好きだし、
いいショットも多いし、
ストーリーの展開のさせ方も無理がなく、
余裕を持って楽しめる作りになっていました。

日本のテレビ・ドラマ、
このレベルのドラマと勝負しなければならないとすると、
かなり厳しい状況かなと感じました。

2026年5月17日日曜日

トッド&ティール

文藝春秋の5月号に載っていた、
エマニュエル・トッドとピーター・ティールの対談、
1度読んで、
今日、また読んだんですけど、
おもしろいです。

ただこれは抜粋で、
全体は、書籍化されるようです。
これは楽しみです。

2026年5月16日土曜日

『野生の教養 III: 旅する教養/芸術の旅』

明治大学の、「教養デザイン研究科」が刊行していた
「野生の教養」のⅠ と Ⅱ。
この企画に、今回、わたしが所属する総合芸術系の教員も全員参加して、

『野生の教養 III: 旅する教養/芸術の旅』

を作りました。
配本は、5月27日頃です。

「旅の芸術」がテーマなんですが、
実は「しばり」を設定していました。
それは;

・自分の専門のことは書かない
・初めて訪れた場所について書く

です。
旅を通して、初めての対象と出会う時、
研究者たちはどんなアプローチをするのか、
その手の内を紹介していこう、というわけです。
となるとわたしの場合は、
パリもマルセイユもモントリオールも使えないので、

マルタ島!

について書きました。
原稿用紙で30数枚というところですが、
かなり時間をかけました。

目次をコピペしておきます。

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【目次】

序文 月日は百代の過客にして


蘆刈、対岸から 【倉石信乃】
旅する十字架──長崎とサンタフェをむすぶ線 【山本洋平】
ダムについて 【管啓次郎(+川瀬慈+林真+結城正美+松田法子+姜信子)】


はちみつ色を探して──「地中海のへそ」をウーバーで行く 【清岡智比古】
ヤップ島奇譚──記憶は漂い続けている 【丸川哲史】
モナ・リザをスルーする 【中村和恵】
九月一一日とニューヨークへの旅──問うべきはなにか 【石山徳子】


何もないことと贈与──沖縄に本土が復帰するために 【岩野卓司】
ドント・トラスト・オーヴァー・サーティー 【鞍田崇】
旅する自由の政治人類学──『万物の黎明』とレヴィ・ストロースの首長論から 【佐久間寛】
亡命という旅が生み出す思想と運動──ゴールドマンとバークマンの場合 【田中ひかる】


The Volcano House 【Rumi Hara(山本洋平訳)】

跋文 身に積る言葉の罪も

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よろしければ!
(もちろんAmazonにあります。)

2026年5月15日金曜日

ジュンク堂


さっき知り合いが、
埼玉県の某ジュンク堂の、棚の写真を送ってくれました。
ジュンク堂&白水社の営業の方に感謝です!

潜水する Manon


Manon がベロ出してたので写真撮って、
加工してみました。
なかなかいい!?

2026年5月12日火曜日

『テルマ&ルイーズ』

もう5回目? 6回目? という感じですが、
またも『テルマ&ルイーズ』を見てみました。
というのも、
大学院の「映画と都市」の授業の、
GW課題として指定したので、
まあ一応振り返っておこうかな、と思ったからです。

課題の内容は簡単
(というのも、あくまでエクストラの課題だから)
なんですが、一応ご紹介すると;

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『テルマ&ルイーズ』を見て、

・この「物語」のきっかけの事件は何なのか

(←わざわざ訊くということは、丁寧に見る必要があるということです)

・もっとも「変化」した人物は誰か それはどういう「変化」か

・もっとも目につく「主題」は何なのか(←「変化」と繋がりがあります)

・ラストは「勝利」なのか「敗北」なのか


について、コメントして下さい。

これはアメリカ映画ですが、

また新たな「型」を話すときのサンプルとして使います。

で、その「型」で、今後の映画を見ることも可能になります。

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こんな感じです。
実は、一番「正解」が出にくいのが、最初の質問です。
これは「ふつう」に考えれば、テルマが飲み屋の駐車場で襲われ、
それをルイーズが救う場面になりそうなんですが、
それはむしろ、第1のターニング・ポイントと考えた方が、
しっくり来るんです。
で、「きっかけの事件」は、
テルマが、書き置きを電子レンジに貼り付け、
夫の「許可」を得ないまま旅に出かけたこと、だと考えます。
こんなとっても小さな「事件」が、
まさに雪だるまのように膨れ上がり、やがて……
というわけです。

35年前とは思えない、フレッシュで、いい映画でした。
(でももちろん、これが「フレッシュ」に見えるようじゃ、
本当はダメなんですけどね。)

2026年5月6日水曜日

『アイム・スティル・ヒア』

『パリ、ジュテーム』の中の、
「16区を遠く離れて」の監督であるウォルター・サレス。
彼が、10年振りに発表していた映画を見てみました;

『アイム・スティル・ヒア』(2024)

実話に基づいた映画で、
舞台は、リオのレブロン地区。
コパカバーナの隣の、高級地区のようです。
時代は1970年代初頭。
軍事独裁政権の時代です。
夫婦がいます。
夫は元議員で、今は建築業。
妻は元大学教員。
子供は4人います。
「超」は付かないにしても、
文化的にも経済的にも豊かな一家です。
ただそんな中、
反政府活動に関わっていた夫が軍に連行され、
妻と長女もまた連行されます。
女性2人はまもなく解放されますが、
夫はなかなか戻って来ません……

主人公は、妻です。
この妻を演じたフェルナンダ・トーレスが素晴らしい。
これはわたしが言うまでもなく、
すでに、とても高い評価を受けているようです。

そして物語を見ていると、
「軍事独裁政権」というものの、日常レベルでの恐ろしさが、
深く伝わってきます。
概念的にではなく、リアリティーとして。

映画自体はとてもいいと思うんですが、
どうしても1つ気になるのは、
主人公たちが「上層」の人たちであること。
庶民には、もっと違った形での、
恐怖の感じ方があるはずだろうと。
もちろん実話なので、
こういう指摘はややズレがあることになるのでしょうが。

とはいえ映画としてはいい出来で、
おもしろかったし、
見る価値は十分あると思いました。

2026年5月3日日曜日

『ワールド・ウォーZ』

2013年のゾンビ映画、
ブラピが主演の

『ワールド・ウォーZ』

を見てみました。
きっかけは、
『アメリカはなぜイスラエルを支援するのか』
を刊行された佐藤雅哉先生のインタヴューを聴いていたところ、
ハリウッド映画におけるイスラエルのプロパガンダ、
という指摘があり、その一例として、この映画が上がっていたからです。

ゾンビ映画って、
それほどたくさんは見てませんが、
例えば『ゾンビ革命』では、
ゾンビは、社会主義の中で、
ダメ人間(=働かない)になってしまったキューバ人の比喩だったように、
何か「比喩」を含んでいることが多い印象です。

で、そのレベルとは少しズレるんですが、
佐藤先生の指摘を踏まえていうと、
確かに「問題」となるシークエンスがあります。
世界中でゾンビが都市を飲み込む中、
唯一「うまくやっている」のがイスラエルで、
その方法が、「高く長い壁」を作ったから、というのです。
しかもイスラエルは、アラブ系の人たちも、壁の中に匿っているのです。
そしてその壁の映像は、どう見ても「分離壁」です。
つまりここでは、イスラエルは賢い&温情ある国として、
そしてアパルトヘイト的な分離壁は、
価値あるものとして描かれているわけです。
プロパガンダそのものと言えるでしょう。

ただこの後、判断が難しいシークエンスが続きます。
この壁は、結局ゾンビたちに乗り越えられてしまうのですが、
(ゾンビ映画なので、そうならないと話が進まないわけですが)
その理由は、ゾンビが音に反応すること、
そして壁の中では、ユダヤ人とアラブ系の人たちが、
一緒に大声で歌っていたからなんです。
で、解釈1。
重なった歌声がゾンビを呼び寄せたことは、「共存は無理」だと示している。
解釈2。
歌の中心にいたのはアラブ系の女性たちだったので、
「アラブ系は災いをもたらす」ことを示している。
解釈3。
今回はゾンビに襲われてしまったけれど、
両者は同じ歌を歌っていたので、
「共存できる」ことを示している。
歌われているのは、Mosh Ben Ari の Salaam で、
調べてみたらこれは、わたしたちすべて、そして世界全体に、
やがて平和が訪れる、という内容でした。
わたしの印象では、2のニュアンスの入った1かな、というところです。
(3だったら良かったんですが。)

監督や、脚本担当の3人などの中に、
ユダヤ人がいるかどうか調べたのですが、
いろんな書き込みはあるものの、
真実は分かりませんでした。
また原作は読んでないんですが、
ずいぶん違う内容のようです。
ただ、この映画が、佐藤先生が指摘するレベルでプロパガンダであることは、
間違い無いだろうと感じました。

2026年5月1日金曜日

『ダウト 〜偽りの代償〜』

フリッツ・ラングの、
ハリウッドでの最後の作品である
『条理ある疑いの彼方に』(1956)(←未見です)
のリメイクだというアメリカ映画、

ダウト 〜偽りの代償〜』(2009)

を見てみました。
ただリメイクと言っても、
確認してみると、核になる展開以外は、
設定も流れもまったく違うようですが。

17度連続して勝訴し、知事の座を伺う有名検事。
その彼が、証拠を捏造しているんじゃないかと疑う新聞記者が、
囮捜査を仕掛ける話です。
ただこの映画、残念ながら、とても説明的。
厳しく言えば、説明だけ、という感じで、
映画的な魅力がとても乏しいです。
しかも、これだけ説明があるのに、
重要なポイントは説明されておらず、
なんだかなあ、という感じ。
ただ、その「話」自体はたしかにおもしろいのですが。
キャラクターたちもみんな浅いし。

書くと、なんだか批判ばかりになってしまいますが、
まあ、しょうがないかな。
で、ラングの作品を探したんですが、
なんとDVDが、Amazonで 12万円!
入手困難なようです。

『新ポリス・ストーリー』

ジャッキー・チェンが活躍する

『新ポリス・ストーリー』(1993)

を、大学院のゼミで見てみました。
理由は1つ。
解体前の九龍城砦が登場するからです。
ただ、確かに登場はしたんですが、
見た感じでは「セット」でした。
監督(←途中で降板)のインタヴューでは、
本物の九龍城砦で撮影したと語られている、
と学生は言ってるんですが……。
もうちょっと調べないとですね。
(解体は、まさに1993年なので、撮影はその直前。
特別な許可があった可能性もあるかも。
中で、ものすごい炎があがったりしてるんですけど。)

映画は、ハリウッド的なベタな設定。
もちろん、それは全然OKだと思います。が、
どうしても軽い&浅い感じがしてしまうのは、
主人公の「人間性」みたいなものが、
ほぼまったく描かれないから。
悩みも、葛藤もなし。
事件だけ、ものすごいスピードで展開し、
観客はそれを追うだけ。
緩急はなし。ずっとアクセル踏みっぱなしです。

気軽に楽しめる、スピード感のあるものを作りたかったんでしょうけど、
やや裏目に出てる感じ。
忙しくて、落ち着いて味わえません。
誘拐された社長がいるんですが、
彼がしていた悪行についても、なんの解決も処罰もなし。
ジャッキーはかっこいいんですが、
まあ、それだけ、かな。