2026年5月1日金曜日

『新ポリス・ストーリー』

ジャッキー・チェンが活躍する

『新ポリス・ストーリー』(1993)

を、大学院のゼミで見てみました。
理由は1つ。
解体前の九龍城砦が登場するからです。
ただ、確かに登場はしたんですが、
見た感じでは「セット」でした。
監督(←途中で降板)のインタヴューでは、
本物の九龍城砦で撮影したと語られている、
と学生は言ってるんですが……。
もうちょっと調べないとですね。
(解体は、まさに1993年なので、撮影はその直前。
特別な許可があった可能性もあるかも。
中で、ものすごい炎があがったりしてるんですけど。)

映画は、ハリウッド的なベタな設定。
もちろん、それは全然OKだと思います。が、
どうしても軽い&浅い感じがしてしまうのは、
主人公の「人間性」みたいなものが、
ほぼまったく描かれないから。
悩みも、葛藤もなし。
事件だけ、ものすごいスピードで展開し、
観客はそれを追うだけ。
緩急はなし。ずっとアクセル踏みっぱなしです。

気軽に楽しめる、スピード感のあるものを作りたかったんでしょうけど、
やや裏目に出てる感じ。
忙しくて、落ち着いて味わえません。
誘拐された社長がいるんですが、
彼がしていた悪行についても、なんの解決も処罰もなし。
ジャッキーはかっこいいんですが、
まあ、それだけ、かな。