2012年12月6日木曜日

なんでも

今日、通勤の途中で聞いていたラジオによると、
「アクチュアルに本を買う人」、
つまり月に何冊か本を買い続けている人は、
おそらく10万人程度だろうという説があるそうです。
(昔はよく買った、という人は含まれません。)

でも待てよ、ベストセラーって、100万部??

これはつまり、普段は本を買わない層まで買った結果だ、
というのです。
まあ、言われてみれば当たり前という気もしますが、
もしこれが本当だとすると、
いわゆる固い本は、おいそれとは売れないわけですね。
出版社がどこも苦労するはずです……

子供のころから、本があるのが当たり前、
という生活になるような教育が、期待されます。
ただその場合、わたしが思うには、
「名作」である必要はないと思うんです。
子供のころに「名作」を押し付けられたばかりに、
本そのものに対して敬して遠ざける感じが身についてしまうなら、
それはモッタイナイと思うからです。
最初は、楽しく読めるものなら、なんでもいいと思うのです。