昨日の大学院の授業では、
各学生が、
お気に入りの曲を持ち寄り、
そのヴィデオ・クリップの表現を中心に発表する、
という企画でした。
その際必ず、
歌詞の翻訳は持ってくることが条件です。
みな、それぞれにおもしろくて、
授業というより、
発表会を聞きに来ているような気になりましたが、
中で特にソソラレタのは、
Orishas という3 人組ラッパーの、537 C.U.B.A. という曲でした。
(537 は、海外からキューバに電話するときの国番号。)
この3 人のキューバ人たちは、
でもみんなヨーロッパに住んでいます。
そして、
リーダー(だと思うんですが)の
Roldán González Rivero が住んでいるのはフランスです。
ヴィデオは、そのフランスにいる彼のもとに、
故郷キューバ、
とりわけハバナの様子が捉えられたVHS が届くところから始まります。
https://www.youtube.com/watch?v=L2eV20UhkQk
冒頭、および繰り返されるサビは、こう訳されていました。
「わたしはひとつの川のある土地から来る
タバコとサトウキビ畑
農民の汗の場所
故郷への夢を見る」
そしてそして、
実はこの曲には、
もとネタがあります。
コンバイ・セグントの、この曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=q61JRKpWg-s
ああ、この曲自体もいいですね。
この曲を教えてくれたO さんは、
キューバ暮らした経験があるそうです。
そして授業の流れに合わせて、
この曲を選んでくれたようです。
ほんとに「学生」!?