2023年10月13日金曜日

"This is GAZA."

UN WFP の X です。


ガザで、死者の多さに涙していた彼も、
今はアラーのもとへ……


メディアでは、
ガザ内部で信頼が失われつつあり、
また、後ろ盾であったサウジがイスラエルと関係修復を図り、
結果として自分たちが孤立してしまうことを恐れ、
今回の攻撃に至った、
というような説明をよく見かけます。
まあ、短期的に見れば、
そういうこともあるでしょう。
そして先制攻撃を仕掛けたハマスは、
「テロリスト」と呼ばれ、
アメリカなどからも指弾されています。
実際、彼らの蛮行は目を覆うばかりです。
ただ、そんなに単純な話でもないでしょう。
最初に占領したのは誰なのか?
また、ヨルダン川西岸地区に、
国際的な非難を無視して入植しているのは誰なのか?
分離壁を、パレスチナ自治区にひどく食い込ませ、
さらに幾多の検問所を設けているのは誰なのかを考えると、
そしてイスラエルの反撃はいつだって何倍もの規模になることを思うと、
イスラエルにも「理」はありません。
つまり、どちらにも、
「理」はないように見えます。
どちらにも「理」がない中で、
多くの命が失われてゆくとしたら……