2023年12月27日水曜日

学生へのメール

ある学生に、
ネトフリのフランス関連映画を紹介するメールを書きました。
冬休みに見られるように、というわけです。
でもせっかくなので、ここにもコピペします!

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ネトフリのフランス関係は、たとえば、『軽い男じゃないのよ』これは、男と女の立場が入れ替わるコメディで、単純ですが、おもしろいです。フェミニズムが専門の先生にも勧めてるんですが、なかなか見てくれません!ドラマ『ルパン』は、『最強のふたり』のオマール・シーが主演。わたしは「まあまあ」だと思いますが、人気はあるようです。『レオン』古い映画ですが、超有名作です。スナイパーと少女の物語で、キャッチコピーは「凶暴な純愛」だったと思います。△『エミリー、パリへ行く』は、アメリカから見たフランス、がよく出てます。いわゆる「恋と芸術の都」という、ステレオタイプです。それに対して、『クロース・エネミーズ』は、パリ郊外の、アラブ系の幼なじみが、成長して、刑事とマフィアになって対峙する物語で、これはいわゆる「パリ」とは違い、パリ郊外のリアルな感じがあります。刑事役のレダ・カテブは、『ゼロ・ダーク・サーティー』の冒頭で、拷問されるアラブ人も演じています。『アテナ』も、パリ郊外が舞台で、アラブ系4兄弟が登場。長男はマフィア、次男は軍人、三男は地元のワカモノのリーダー、で、四男の小学生が警官に殺されて、暴動が起きます。これは、冒頭に長回しがあって、ここだけでもおもしろいです。『ディヴァイン』これは、パリの(ワルの?)少女たちの物語。麻薬を売って金を貯めようとします。わたしは好きな映画です。『テイスト&カラー』は、パリのレスビアン・カップルの物語。で、その一方がユダヤ人で、その後、セネガル系の青年も登場し、コンパクトですが、わたしはおもしろいと思います。ドラマ『ヴァンパイア・イン・パリ』も、なかなかおもしろいです。血を吸うシーンがなかなかエロティック。パリから離れると、ドラマですが、『マルセイユ』は楽しめます。政治もので、大物俳優が何人か出ています。目立たないところでは、『シェヘラザード』マルセイユの、刑務所を出たばかりの17歳の少年と、家出して、売春で生きている少女の恋。好きな映画です。あんまりないかと思ったら、けっこうありましたね。参考程度に!ちなみに、フランス関係なくいえば、ドラマ『ペーパー・ハウス』  めちゃくちゃおもしろい。(スペイン)ドラマ『ナイト・エージェント』 とてもおもしろい。(アメリカ)ドラマ『ボディーガード』   とてもおもしろい。(イギリス)

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ちょっと偏りがありますが……

『ザ・ディプロマット』も大好きですが、
学生には味わうのが難しそうなので、
今回は書きませんでした。