2023年12月27日水曜日

『ファミリー・クリスマス』

クリスマスに合わせて、
ドイツのドラマ、

『ファミリー・クリスマス』


を見てみました。
同僚の先生から、
ダメ男のダメ物語だから見てみて(!?)、
と言われ、見てみました。
3話完結です。

これも、感想をメールしたので、
コピペします。

少しネタバレ気味です。
ただしこのドラマ、わたしは完全にネタバレ状態で見ましたが、
なにも問題なかったです。

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『ファミリー・クリスマス』、見ました。見てる分には、それなりに「おもしろい」ですね。で、最初は、なんてダメ男と思ってましたが、だんだん、まあこんなもんかと思い始めたところ、例の、イベントでの出来事があって、
やはりサイテーだという結論に達しました!しかも、あのメイル・ボンディングはありえないですね。特にゲイの彼は、あんな風な対応になるとは、とても思えません。カリーナも可哀想だし。なので、あのオチはまったくご都合主義で、ダメですね。おもしろいと思ったのは、フィーヌとカリーナの対照です。女性向けの注意事項(?)で、「3Bとは付き合うな」って言われますよね。
3Bとは、美容師、バーテン、バンドマン、です。今回は、典型的なバンドマン、
つまり、
クリエイティブなんだけど実生活ではダメ人間である、バスティが主人公なわけです。で、賢明なるフィーヌは、
熱血小児科医に乗り換える。
これは「いい」選択。ただ、カリーナみたいな「素直な子」が、
あの手のバンドマンに入れ込むことって、あるんですよね。特に彼女は、演奏中の彼や、曲が作れる彼に、憧れています。ダメ人間の部分じゃなく、
クリエイティブな人間を、彼の中に見ているわけです。
で、こういうカップルは、ほとんどの場合女性が泣いて終わるようですが、まれに、結婚して、上手くやっていく例もあるようです。それは女性が、一途な場合。そしてカリーナは、典型的な、一途で、相手の可能性を信じるタイプ。なんなら、生活はわたしが支えてあげる、みたいな。あのおばいちゃんが言うように、
バスティと上手くやっていけるのは、
カリーナみたいな人だけでしょう。もちろん、こんな女性は非現実的で、
男たちのファンタスムだと、言えば言えるんですが、実際いるんですよね、ごく少数、こういう女性たちが。ただ、どう解釈していいか分からないのが、フィーヌもカリーナも、兄弟二人と寝てるという事実です。これ、エピソードとしてはおもしろいけど、どういうことなんでしょう?