2024年10月17日木曜日

『ロニートとエスティ』

大学院のゼミで、
先週見た『テイスト&カラー』


に続き、今週も「レズビアン映画」

『ロニートとエスティ』(2017)

を見てみました。
期待を上回るいい映画でした。

舞台はロンドンの、
ユダヤ教(オーソドックス)のコミュニティ。
そこで、別格のリーダーだったラビが急逝します。
そしてその追悼式に、
5年前父親と袂を分かった娘ロニーとが、NYから帰国。
そして、離英のきっかけとなった、
同性の元恋人エスティと再開します。
彼女は、亡くなったラビの一番弟子と結婚していました。が、
二人の女性の間の炎は、またすぐに燃え上がり……
というお話。

ロニートを演じるレイチェル・ワイズ、
エスティを演じるレイチェル・マクアダムス。
二人ともいいです。
そして二人とも、
今までにいくつもの映画でみてきましたが、
これが一番印象的でした。
(ただしマクアダムズは、これも良かったです。


同性愛映画であり、
フィーメイル・ボンディングの映画であり、
ユダヤ人コミュニティの映画であり……

原作の小説も読んでみたくなりました。