最近、メルカリをはじめとするフリマがありますよね?
ああいうのを使ってると、
ものに対して、自分のもの、という感覚が薄れて、
一時的に預かっているもの、という感覚が生まれやすい、
という指摘があるそうです。
これ、分かる、と思いました。
店で新品で買って、まあ擦り切れるまで使って捨てる、なら、
そのきている期間は「自分のもの」「自分の服」だったと思いますが、
メルカリで古着を買って、使わなくなったらまた売るなら、
確かに「一時的」と感じられるでしょう。
わたしも何度かメルカリを使ったことがありますが、
それを思い出すと、頷けます。
(ただ、メルカリ利用者って、20%いってないんですね。
意外と少ない。)
また、いわゆる「ゴミ屋敷」に見られるような行為は、
「ホーディング(溜め込み)」という名前がついているようなんですが、
これってフツーは、片付けられないだけ、と見られがちですが、
実は理由は様々なんだそうです。
で、かつてホーダーだった女性の言葉が印象的でした。
彼女は、食べ終わったヨーグルトの容器、
今わたしがこれをゴミ箱に捨てることで、
これから容器が閉じ込められる、ジメジメした暗い世界を思うと、
罪悪感で一杯になる……、と言うのです。
わたしはまったく思ったことがなかったので、
ちょっとショックでした。
(まあ、手紙とか人形とかなら、
捨てにくいのはフツーなんでしょうけど、
ヨーグルトの容器ですからね……)