2026年8月30日日曜日

『カプトゥーラ エル・チャポの逮捕』

ネトフリの新作、

『カプトゥーラ』(2026)

を見てみました。
たまたま、麻薬界の超大物、エル・チャポを逮捕してしまった警官たちの物語です。
別に逮捕するのは問題ないようですが、そこはマフィア。
家族を含めた人たちへの復讐が怖いわけで、
エル・チャポも、当然その点をつき、
さらに、逃がしてくれた場合の大金を約束し……

最近の映画では「短い」とさえ言える91分で、
きれいにまとまったエンタメです。

2人の警官のうち、
いわば「準主役」の方を演じるのは、ノエ・エルナンデス。
ベルモンド的(?)な感じで、
イケメンの主役より存在感があります。

で、続けて、
そのノエが出演している

『ブレイブ・バディーズ』(2025)

も見てみたんですが……

舞台はメキシコ・シティ。
妻に浮気された刑事と、
軽微な交通事故の償いとして社会奉仕を課された精神分析医が、
妙なコンビとなって事件解決にあたる、という設定です。

この設定はおもしろい。
そして最初の 1/3 は、意外な展開もあり、期待しました。が、
その後が平凡。
ありきたりなB級映画になり、
最初に提起された(と思った)問題は何一つ解決せず。
「バディ」の、ホモ・ソーシャルな「絆」に向かいます。
まあ、台本の段階でダメだと思います。

そしてノエはと言えば、
やはり存在感は抜群で、
彼が初めて登場するシークエンスは、一番良かったかな。
ただその後が続かなかったわけですが。

というわけで、メキシコ映画2本でした。