2014年10月8日水曜日

David Oistrakh

決して気取ったことを言うつもりはないんですが、
先日、ふと、なんとなく口笛を吹いていたら、
それがなんの曲だか、今吹いているのに一瞬わからず、
10秒ほど考えて、やっとわかりました。
それは、シベリウスのヴァイオリン・コンチェルトでした。

で、その後仕事をしながら、YouTubeでいくつか、
その曲を聞いてみました。
(1番なじんでいるのは、CDで聞いたクレーメルのものです。)
わたしはヒラリー・ハーンが好きなので、
彼女の演奏はやっぱり好きでした。が、
目の覚めるような思いをしたのは、
もう40年前に亡くなった、オイストラフの演奏でした。

https://www.youtube.com/watch?v=M-P183jzdfw

これは素晴らしい。
オイストラフは、子供のころから親しい名前でしたが、
この演奏にはやられました。

オイストラフは、あの『戦艦ポチョムキン』の、
「オデッサの階段」で知られる、
オデッサ育ちです。
リヒテルも、トロツキーも、オデッサ育ち。
いつか、行ってみたいです。