2016年2月26日金曜日

扶養規範

昨日の東京新聞で、
佐藤卓己先生が、
高齢化社会と扶養規範について書いてらっしゃいました。

たとえば、

「自分のことは自分で守る」

という規範は、一見潔いように見えるけれど、これは、

「自分の子供たちには期待しない」

ということ、あるいは、

「次世代のことは次世代で考えろ」

ということ。そしてそれは、
いかにもネオリベ的な、

「自分で守れない弱者は切り捨ててもよい」

と適合的で、さらには、

「儲けられない企業は退出すべきだ」
「どうせなくなる集落なら、早く撤退すべきだ」

にまで繋がる、と……

考えないとですね。