昨日の東京新聞で、
佐藤卓己先生が、
高齢化社会と扶養規範について書いてらっしゃいました。
たとえば、
「自分のことは自分で守る」
という規範は、一見潔いように見えるけれど、これは、
「自分の子供たちには期待しない」
ということ、あるいは、
「次世代のことは次世代で考えろ」
ということ。そしてそれは、
いかにもネオリベ的な、
「自分で守れない弱者は切り捨ててもよい」
と適合的で、さらには、
「儲けられない企業は退出すべきだ」
「どうせなくなる集落なら、早く撤退すべきだ」
にまで繋がる、と……
考えないとですね。