今は昔、
マーラーをとてもよく聞いていた時期がありました。
一番のお気に入りはテンシュテット&ロンドンで、
これはがんばって交響曲全集を買って、
繰り返し聞きました。
緑色のケースも渋くて、好きでした。
それからインバル&フランクフルトもよかった。
そうそう、ショルティ&シカゴは、
CDよりもライブがすごかった。
忘れもしない、
東京文化会館で交響曲5番を聞いたのですが、
金管については、
あれ以上の音は聞いてないかも。
で、昨秋に出た、
テオドール・クルレンツィスとムジカエテルナによる、
マーラー 交響曲6番
を聞いてみたのですが、
なかなかよかったです。
https://www.youtube.com/watch?v=BzIANZASkUI
テンシュテットのような深い陰影とは違うんですが、
なんといってもフレッシュ。
若々しい輝きと、その裏の焦燥と、甘美さと……
マーラーと久しぶりに再会したようで、
嬉しかったです。