先日引用した、
ケン・ローチによる「見るべき映画」に入っていた1本、
『アルジェの戦い』(1966)
https://www.youtube.com/watch?v=V_0h-8mX-q4
を(ゼミで)見てみました。
アルジェリア独立戦争を、
戦争終結からわずか4年後に描いた作品です。
わたしは、5,6年前に見たんですが、
(で、「ブログ内検索」したんですが、
書かなかったようです。)
あたらめて。
結論から言えば、
前回よりもずっといい印象でした。
ドキュメンタリー・タッチなんですが、
いわゆる映画文法的にもちゃんとしていて、
緩急もあって。
とはいえもちろん、この映画の核は、
もっと切実なものです。
それは、独立への意志、には違いないのですが、
なにかもっと、
生に近いものを感じました。
きっと、世界中に、
ケン・ローチの言葉を受けて、
この映画を見ている人たちがいるでしょう。