2025年1月5日日曜日

「フランス政治は大混迷も」

フランシス・フクヤマも、
今のフランス政治は明らかに「混迷」してると言ってましたが、
こんな記事もありました。


「混迷」してますねえ。

『ザ・ウィドウ 〜真実を求めて』

ケイト・ベッキンセイル繋がりで、
アマプラのドラマ、

『ザ・ウィドウ 〜真実を求めて』

を(ざっと)見てみました。


飛行機事故で亡くなったはずの夫が、
暴動が起きたキンシャサからのニュース映像に映り込んでいて、
それを見たケイトが、
周囲の反対を押し切ってコンゴへ向かう、というお話です。
ケイトを見せるドラマで、
しっかり作られていると思うんですが、
ややスピードが遅いかな。
ただ、今後、
キンシャサが出てきたドラマなんだっけ?
となった時のために、備忘として書いておきます!

2025年1月3日金曜日

Free, White and 21

ハワーディナ・ピンデルの、

Free, White and 21

です。


これ、わたしは初めてみましたが、
1980年制作ですね。
わたしが学部生の頃です。
この「free, white and 21」というのは、
戦前のアメリカ映画でよく使われていたフレーズのようです。
もともとは選挙権を持っていた白人男性のセリフだったものを、
若い女性が言うことで、
独立した自由、みたいなものを主張していたようです。

でもこのヴィデオでは、意味は違います。
ピンデル(や彼女の母親)が人生で受けてきた差別を語り、
(ピンデル扮する)白人女性が、
あなたはパラノイアなんじゃないの?
わたしはそんな経験ないけど?
だって、自由で白人で21歳だから!
と言い放ちます。
当時の、白人女性「フェミニスト」たちが、
有色人女性に対する人種差別を過小評価し、
今でいう「インターセクショナリー」にまったく気づいていない状況を、
キツ〜ク提示しています。

1980年。
いかに自分がボ〜ッと生きてたか、
思い知らされます。
そして色んなものがYouTubeに上がっていて、
ほんとに助かります。

「クーリエ・ジャポン」

まったく回し者ではないんですが、

「クーリエ・ジャポン」

の有料会員になってみました。
今までは無料会員で、
月に2本までしか記事が読めなかったんですが、
今、新春キャンペーンとやらで、
月額550円になっています。
一年契約なので、6600円。
これで1年間読み放題&推薦本も月に3冊読めます。
まあね、550円て、ほとんどカフェ1回分ですから、
安いと言えると思います。
とりあえず、1年間購読してみます。

(Le Monde, L'OBS, Libération などの記事もあります。
もちろん翻訳されています。
また、Wall Street Jounal はほとんど読みませんが、
この英語サイトにもアクセスできるそうです。)

2025年1月2日木曜日

Kate Beckinsale

年末に見た『ザ・クリミネル』に主演していたケイト・ベッキンセイル。
年明けに、彼女のニュースが。

最初に見かけたのはこれ;

https://fr.news.yahoo.com/kate-beckinsale-d%C3%A9nonce-violences-envers-164858594.html

で、英語のニュースを確認すると、


日本語も探すと、ありました。


違いは、
Yahoo France では、トップ扱いで、
一番目立つところに出ていたこと。
ケイト・ベッキンセイル、フランスでは知名度が高いんでしょうね。



2025年1月1日水曜日

“戦争と分断”の世界を生きる

今見つけたところです。
期限までに聞くつもりです。

『シビル・ウォー アメリカ最後の日』

2024の、アメリカ大統両選挙期間に、
かなり話題になったと記憶している

『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(2024)

が、しばらく前から、すでにアマプラで公開されています。
やっと今日、見てみたんですが……

映画としては、「?」。
ちょっと期待しすぎたかもしれませんが、
なんと言っても、浅い。
せっかく「内戦」の話をしてるのに、
互いの主張の違いなどが不明で、
主人公である女性カメラマンたちの、
個人的な、
しかも内戦の本質とはほとんどクロスしない物語が中心です。
編集の方針自体が甘くて、
こういう社会的なテーマを扱うことと、
マッチしていない印象でした。

やっぱり期待しすぎたかな?

『夕陽のガンマン』

あけましておめでとうございます!

元旦は、
このところ週5のペースで行っているカフェもお休みなので、
行くところもなく、
年末にBSで放送されて録画しておいた、

『夕陽のガンマン』(1965)

を見ることにしました。
この映画は、
わたしが小・中学生の頃は、
しょっちゅうテレビで放映されていて、
何度か見ましたが、
大人になって、
「マカロニ・ウエスタン」
であることを意識しながら見たことはなかったので、
ちょうどよかったです。
(実は、アマプラなどで探していたんですが、
ないんですね、意外にも。)

物語は、
予期していたよりも複雑でした。
賞金稼ぎが二人いて、
その両者が組んで、
ワル一味を取り押さえようというのが経糸なんですが、
このワルの親分が曲者で、
子分に罪を着せたり、
二人の賞金稼ぎを相打ちさせようとしたりします。
また主人公である賞金稼ぎたちも、
対立したり接近したり、
裏切ったり助けたり、
なかなか忙しいです。
少なくとも、「善と悪」という構図ではありません。

賞金稼ぎ二人は、
モンコ(クリント・イーストウッド)と、
モーティマー(リー・ヴァン・クリーフ)です。
「モンコ」というのは、スペイン語で、
「片腕のない人」のことだそうです。
音楽はもちろんモリコーネで、懐かしかったです。

これでうまくいく、
と思った瞬間にどん底へ落ちる、
いわゆる「見せかけのピーク」があり、
モーティマーには、
実は映画開始時点ですでに失われたものがあったことが、
終盤判明します。
前者はハリウッド的で、
後者はフィルム・ノワール的、
と言えるでしょうか?