2008年10月27日月曜日

そんな恋愛映画


株価が下がってますね。画像を追加

株は、か~なり前、ちょっとやったことがあります。(今はやってません。)というわけで、カラ売り規制が入るのが遅いなあ、とか、もうアナウンス効果期待だけじゃだめじゃないかなあ、なんて、素人なりに思っていたのでした。

株が乱高下すると、必ず「経済評論家」が新聞などで「今後の見通し」を語ります。でもこれ、なかなか当たりません。もうずいぶん前ですが、「新春株価予想」みたいなアンケートに、ある評論家は「10万円」と答えてました。もちろん、東証平均が、です。今日7200円くらいなことを考えると、何の話? と思っちゃいますね。

『ロミュアルドとジュリエット』(画像)というフランス映画があります。なかなかいい映画で、「フランス映画ゼミ」でも見ました。ただこの映画、ある程度株のことが分からないと、ストーリーが見えません。

まずは「インサイダー取引」。これは単純ですね? で大事なのが、TOBです。これは、株の公開買い付けのことですね。映画を見る前に、いつも学生に説明するのですが、学生たちは、お金の流れも、株式そのものもリアルじゃないので、ちょっと時間がかかります。

この『ロミュアルドとジュリエット』では、乳製品会社が舞台になります。そして仕掛けられた食中毒事件が、株価の変動にかかわり、社長交代へと発展する、そんな恋愛映画(!)です。

そうそう、数年前にはドラマ「ハゲタカ」がNHKで放送されました。評判がよかったらしく、何度も再放送してますね。わたしも見ました。面白かったです。(「ハゲタカ」とは、外資系の乗っ取り屋のことです。)

というわけで(?)今日は一日、ロンサール(詩人です)の薔薇の詩ってなんだっけ、とか、そういえばリルケにも薔薇の長い詩があったはず、とか、そんなことを調べているうちに過ぎてしまいました。そしてこれからは、manga タイムです。今は「『坊っちゃん』の時代」を読んでいます。そういえば、同じ谷口ジローの『神々の山嶺(いただき)』、感動しました! 明日は、そのことを書きますね。