2011年5月26日木曜日
le latin
今日は、大学内の書籍部(丸善)の人とダベルうち、
彼が大学&大学院でラテン語をやっていたこと、
また第2外国語でフランス語もかなりやったことが判明し、
色々盛り上がりました。
実はわたしも学生時代、ラテン語の授業を取りはしたのですが、
まったくだらしないことに、たしか7月くらいに脱落してしまったのでした。
卒業とは関係ない単位だったので、
やはり「どうしても」というところがなくて……
「忘れもしない、未来形の受動態の活用形が出てきた時でしたよ。
ああ、これも活用形覚えるのか、と思ったら、なんか切れちゃって」
「わかります。あのへんが、1つの山なんです」
「あ、やっぱり山だったの?」
「そうなんです。脱落ポイントです。ただ、そこを乗り越えると」
「乗り越えると?」
「第2の山がくるんです。接続法です」
「あら。ということは……」
「接続法の活用形が、また1通りあるんです」
ああ、やっぱりわたしにはムリだったのかも(涙)
それから、彼が好きだというクセジュ文庫の話、
プルターク(プルタルコス・画像)の『英雄伝』は面白いという話、
それから……
「なんでラテン語なんかって、よく言われるんですけどね、
すっごく遠い人と話してる感じがいいんですよ。
すっごく遠い人が、すっごく近く感じる時が」
ああ、古典が好きな人って、こういう感じなんでしょうか。
それからクセジュつながりで新書の話になり、
「先週本屋さんで、なんだか目立つ新刊があって、
ついジャケ買いしちゃったんですけど、
あとから著者名見て、ああ、なんだ管先生だったって」
「『野生哲学』?」
「それです」
おお、プロが見ても目立つんですね!
楽しい午後のひと時でした。