先日 La vie devant soi をYouTube で見て、
魅かれるところがあったので、
原作小説の翻訳も読み始めました。
1977年と言いますから、
フランスで発表の2年後、
映画公開と同じ年に、
この翻訳本は刊行されています。
もちろん古本ですが、
見ると奥付のページに、お名前が書いてあります。
検索すると、
京都大学名誉教授の、故・大谷英二先生でした。
で、古本に挟まっていたのが、
「京都大学教養部報」の、1983年のもの。
そしてそこには、ドイツ語の高橋義人先生の、
La vie devant soi についての文章が掲載されていました。
おそらく、大谷先生は学内でこれをお読みになり、
原作本に挟んでおかれたんですね。
おかげでわたしまで、読むことができました。
大谷先生、ありがとうございました。
(古本屋さんも、ありがとうございました。)
まだ20ページほどしか読んでいませんが、
おもしろいです。