2013年11月5日火曜日

『これからの一生』

先日 La vie devant soi をYouTube で見て、
魅かれるところがあったので、
原作小説の翻訳も読み始めました。
1977年と言いますから、
フランスで発表の2年後、
映画公開と同じ年に、
この翻訳本は刊行されています。

もちろん古本ですが、
見ると奥付のページに、お名前が書いてあります。
検索すると、
京都大学名誉教授の、故・大谷英二先生でした。

で、古本に挟まっていたのが、
「京都大学教養部報」の、1983年のもの。
そしてそこには、ドイツ語の高橋義人先生の、
La vie devant soi についての文章が掲載されていました。
おそらく、大谷先生は学内でこれをお読みになり、
原作本に挟んでおかれたんですね。
おかげでわたしまで、読むことができました。
大谷先生、ありがとうございました。
(古本屋さんも、ありがとうございました。)

まだ20ページほどしか読んでいませんが、
おもしろいです。