今や日本を代表する語学の達人となった、
黒田龍之助先生。
(とはいえ、わたしの周囲では、みんな
「龍ちゃん」
と呼んでいますが。)
その龍ちゃん新刊が、これです。
『寄り道ふらふら外国語』(白水社)
おお、まずタイトルが素晴らしいですね。
そして中身は、
おお、ヨーロッパ4言語に寄り道だと。
しかもそこにはフランス語も混じっています。
これは読んでみないと!
というわけで、さっき、
待ちきれず第1章「ふらふらフランス語」を読んでみました。
Mmm、さすが、おもしろい。
知的に興味をそそるのはもちろん、
学習者には励ましにも、ヒントにもなり、
それになんだか、エッセイとしての技にも、
磨きがかかってきているような。
しかもそのうまさが、巧みに隠されていて……。
とにかく、
フランス語をはじめヨーロッパ言語をかじっているわたしたちには、
まちがいなくおもしろい一冊です。
もちろん、これからやってみようかな、という方にも。
わたしには、とてもいいクリスマス・プレゼントでした。
追記:その後すぐに全体を通読。
おもしろかった~!