先日帰天されたフロモン先生の追悼ミサが行われ、
わたしも参加してきました。
司式はガラルダ神父だったのですが、
彼も、わたしたちには、
「大好きなガラルダ先生」です。
ガラルダ先生は、
大学1年生のとき、
「倫理学」(?)か何かの授業に出ていたのですが、
1番面白かった。
その授業で、
フロムの『愛からの逃走』を読んだのが、
強く記憶に残っています。
でも、このガラルダ先生と、
フロモン先生が友だちだったなんて、
はじめて知りました。
(でも考えてみたら、お二人とも神父であり、
同じ大学内の宿舎で暮らしていらっしゃったわけなので、
知り合いでないはずもないんですが、
全然考えませんでした。)
かつての同級生たちも、
フロモン先生のために集まってきていました。
彼らと一緒に、フロモン先生にお別れできて、
よかったです。
もちろん、さびしさはありますが。
ガラルダ先生がおっしゃっていた通り、
「不在」になってはじめて、
ああ、もっと話しておけばよかった、
なんて思うんですよね。
わたしも、フロモン先生のお話を、
もっと聞いておけばよかったと思います。
フロモン先生、ありがとうございました。