新領域創造専攻・ディジタルコンテンツ系の、
修士論文発表会がありました。
午後いっぱいをかけて、
合計8人の発表を聞いたのですが、
沖縄やキューバの美術を扱ったものあり、
賢治の詩における色彩論あり、
シェアリングエコノミーありで、
「ああ、若いっていいなあ!」
という感じでした。
賢治と言えば、
あの『シン・ゴジラ』で、
あの船に置かれていたのが、
『春と修羅』でしたね。
*********************************
心象のはひいろはがねから
あけびのつるはくもにからまり
のばらのやぶや腐植の湿地
いちめんのいちめんの
(正午の
琥珀のかけらがそそぐとき)
いかりのにがさまた青さ
四月の気層のひかりの底を
おれはひとりの修羅なのだ
「春と修羅」
********************************
これを、
(とりわけラスト・シーンの)ゴジラの姿だというのは、
言いすぎでしょうか?