先日、
ある文化人類学の先生と話していて、
AI、そしてロボットの話になり、
ロボットが死の恐怖を持つか、という話になり、
その時話題になったのが、
浦沢直樹による、『アトム』の「地上最大のロボット」の翻案、
『PLUTO』(プルートゥ)
でした。
10年ほど前の作品ですが、
わたしはまだ読んでいなかったので、
さっそく読んでみました。
全8巻、「大人買い」です。
一つ一つのエピソードには、
胸打たれるものがあり、
引き込まれて読みました。
原作との比較、という読み方ではなく、
これ自体を読みました。
ここでは、死、というよりも、
憎しみ、愛、悲しみ、
とロボットの関係が見つめられています。
(悲しみとしての他者の死、とも言えるかもしれませんが。)
まだ消化しきっていませんが、
なかなか面白かったです。
(というか、マンガ界では、有名な作品のようです、
わたしが知るのが遅かっただけで。)
でも、マンガを読むのって、
文章を読むのとは、
使っている頭の部分が違うなあと、
結構強く感じました。
個人的には、文章を読むほうが楽、かな。