それにしても、講談社のビルは立派! 26階建てで、わたしたちは3階の喫茶部で話したのですが、ここもゆったりしていて、豪華というんじゃないけれどいい感じ。そこここで、ゲラやらマンガの下書き(?)やらを開いて、話し合いが行われています。制作の前線なんですねえ。
そして今日の午後は、研究室で来年度のシラバスを書きました。今やっている「フランス映画ゼミ」は今年度で終わらせて、来年度はその延長である「ワールド映画ゼミ」を新装オープンさせる予定です。
ここでもご紹介した「シリアの花嫁」や「キャラメル」、そして「イブラヒムとコーランの花々」などを中心に、比較的時事性(というか現代性というか世界性というか)が感じられる作品を見ていこうと思っています。わたしももちろんベンキョーします!
といっても、一応どこかでフランスを意識しながら、ということはあります。世界の色々な映画をムヤミに見ても、それはそれで面白いと思うのですが、半期で少しまとまりを出そうとすると、やはりどこかに仮にカメラを据えるほうがいい気がするからです。前にも書きましたが、たとえば「シリアの花嫁」なら、国境地帯で働く国連の女性事務員がフランス人なわけですが、彼女の来歴を少し想像してみる、とか……
どうなることやら!(でも楽しみです!)