4月1日。
今日から新学期。
おそらく、日本のほとんどの大学でで、
入学式が、
あるいは、
ガイダンスやオリエンテーションが、
行われているでしょう。
初々しい新大学生たちの緊張した面持ちが、
目に浮かびます。
授業が始まるのは、
明治の場合は10日から。
楽しみです!
◆
『堕天使のパスポート』は、
ロンドンが舞台でした。
ロンドンに関わる映画で、
長く見ないままで来た作品、
『イン・ディス・ワールド』
を見てみました。
ここに全編版があります。
https://www.youtube.com/watch?v=VhR-w5b-LYg
セミ・ドキュメンタリー風に作られたこの映画、
見ていて苦しいところもありますが、
いい映画だと思いました。
ロード・ムーヴィーには違いありませんが、
苛酷で、先が見えない道程です。
パキスタン、ペシャーワルの難民キャンプが出発点で、
その後、シルクロードを通って、
テヘラン、イスタンブール、トリエステ、カレー、
そしてロンドンへと続いてゆきます。が、
そこで主人公の孤児の少年は、
電話に向かい、
こう言わなくてはなりません。
He is not here. He in not in this world.
タイトルは、ここから来たんですね。
この世界に、
彼はいるけれど、「彼」はいないのです。