http://www.jiji.com/jc/v4?id=hssfranse-004-16070001
に書きました(といっても、まだまだ書くことはあるんです)が、
この映画は、
Réalisation Michel Leclerc
Scénario Baya Kasmi
Michel Leclercなわけですが、以前ここでも取り上げた、これ
http://tomo-524.blogspot.jp/2016/08/je-suis-vous-tout-de-suite.html
の場合は、
Réalisation Baya Kasmi
Scénario Baya Kasmi
Michel Leclercというわけで、
つまりシナリオはコンビで、監督はそれぞれ、という風になっています。
で、今日見たのは、
La Vie très privée de Monsieur Sim (2015)
この作品の場合は、『戦争より愛のカンケイ』と同じで、
シナリオは二人、監督はルクレールです。
https://www.youtube.com/watch?v=tLn2xGyngSs
(出だしの自己紹介する場面、Sim と言った後に、
comme la carte と言いますが、
これって、「シム、シム・カードのね」ということなんでしょう。
また、このYouTube で、次に再生されるのは、
12月に公開されるオマール・スィーの新作のtrailerです。)
上で上げた予告を見ると、
50代(→映画を見ると、わたしと同じ歳!)の、
離婚され、娘に嫌われ、失業してしまった男が、
なんとか歯ブラシの営業職を得るのだけれど、
もう、どう生きていいのかわからず、うろうろする、
という映画に見えます。
で、それはそうなんですが、
実はこれ、この主人公が、
同性愛に目覚める物語なんです!
そのことに、わたしは最後のシークエンスになるまで、
気づきませんでしたが、
そう言われてみて、
ああ、そういうわけね、ということがいくつかありました。
ルクレール監督ですから、
ちょっとひねったユーモアがあり、
その味わいは悪くありませんでした。
出演者は、ルクレール作品ではおなじみの、
キャロル・フランク、
ヴィマラ・ポンス(←独特な雰囲気で、好きです)、
そしてマチュー・アマルリックなど。