2017年4月22日土曜日

Champs-Elysées

シャン・ゼリゼでのテロ。
しかも、選挙直前というタイミング。

この事件で、
得票数を増やす候補者がいるとすれば、それは、
ふつうに考えて、
マリーヌということになるのでしょう。
それを、IS がわからないとも思えない。
となると、
IS は彼女を当選させたがっていて、
自分たちとの対決姿勢を強めてもらって、
でも自分たちは(少なくとも簡単には)負けないし、
一方フランスの分断は深まり、
国民は疲弊し、
ひいてはヨーロッパも疲弊する……
これが、IS の考えていることだとしたら、
やっぱり、とてもイヤな感じです。

文藝春秋のインタヴューを読むと、
マリーヌは、
トランプと違って、
(思想的には共鳴できませんが)
そんなに変な人でも変わった人でもない印象があります。
でも、やっぱり、
マリーヌに勝って欲しいとは思えません。