自宅から徒歩圏にある4,5軒のスーパーの中で、
たった一軒だけ、
地鶏を取り扱っていたんですが、
数か月前、
その肉屋が退去し、
新しく入った肉屋は、
地鶏を扱っていませんでした。
というわけで、
徒歩圏で地鶏を買うことはできません。
地鶏は、値段が高いです。
そうなんですが、
去年『命の礼儀』という本を読み、
ブロイラーのあまりに悲惨な状況を知った後、
スーパーにふつうに並ぶ鶏肉には手が出なくなりました。
嘴の先を切られたヒヨコや、
太り過ぎて寝たきりのブロイラーたちのイメージが浮かぶからです。
かわいそう、ということもありますが、
そういう産業に手を貸したくない、という感じも強いです。
売り上げが落ちたら、
生産者も変わるでしょう。
で、今日、
出先の伊勢丹で、
地鶏を見つけました。
ただ、とりわけ値段の高い名古屋コーチンで、
だいぶ迷ったんですが、
考えてみたら、
もう1ヵ月以上鶏肉を食べてないし、
徒歩圏では買えないわけだし、
ということで、
がんばって(?)買ってみました。
食べてみたところ……
そういう理由で買ったんじゃないのに、
おいしくてびっくり。
(と書くのもなにか、
いいのか悪いのか……)
というわけで、Life must go on, too...