2015年8月23日日曜日

移民歴史館

ポルト・ドレにある歴史移民館。
これはかつて、植民地博覧会が開かれた場所で、
つまり、
「植民地主義の歴史」を反省する代わりに、
それを「移民統合の歴史」というお話に置き換えた結果出現した、
比較的新しい施設です。

展示内容は、もちろん、
様々な角度から、移民とフランスの関係を捉えたものです。


こうした資料的なものが中心ですが、
中にはアート寄りのものもあります。
(ただあまりアートに寄っていると、
なんらかの意図を読みたくなってしまいますが。
まあ、今はそれは置いておいて。)


ところで、会場の一角に、
フランスのこういう場所では珍しく自販機があり、
そこで一人の女性が、なにか買おうとしていました。



ちょうどいい、飲み物でも買うか、
と思って近づき、



商品は何かと覗き込んでみると、なんと、



パスポートがたったの70サンチーム! そして


『3日で郊外風のアクセントで話せるようになる方法』
なんて本も売っています。

そうです、もちろんこれは、全体が作品で、
女性はマネキンなのでした。
作品のタイトルは、「理想の機械」。
おもしろいんですが、切なくもあります。

2015年8月22日土曜日

バッハと電池交換

そういえば、サン・トゥシュタット教会の、
パイプ・オルガン・ミサ前小コンサート。
この前の土曜日は、バッハ・プログラムでした。
(BWV645〜9、など)
奏者はまだ若く(25歳だそうです)、
どうやら着任間もないようで、
ちょっと物足りない演奏でしたが、
もちろん、音を聞かせてもらっただけで、ありがたいのでした。

レ・アールに行ったついでに、
腕時計の電池交換もしてもらいました。
止まったままだと、やっぱり不便ですからね。

で、改装なったBHVです。
「電池交換できますか?」
「もちろん」
「どのくらい時間かかります?」
「どのくらい? そうね、2年」
「2年? それはつまり、2分てこと?」
「そんなにかからによ」
まじで? と思うなもなく、
彼は時計の裏蓋を開け、
話終わる頃にはもう出来上がっていました。
Super rapide !
彼はニヤリと笑ったのでした。




Wenzhou

Belleville は、13区に次ぐ中華街となりつつあります。
(特に、交差点の北と西。)
そのベルヴィル通り沿いに並ぶ料理店の中でも、
特に人気の一軒、Wenzhou(温州料理)にも行ってみました。


肉まん、マーボ、空芯菜炒め、ビーフン、
どれもたしかにおいしいですが、
目がさめるほど、というほどではないかな。
東京の、たとえば家の近所にあるおいしいと評判の店に比べれば、
引き分け、というところでしょうか。
東京の中華も、おいしいですからね。

そういえば、
メトロのヴォルテール駅のそばにある、
La Perle de Dalian (大連の真珠!)
にも行ってみました。
この店名だと、わたしの場合、
行かないわけにはいきません。
しかも名物は、餃子だというし。


大連出身だという若いマダムは感じがいいし、
ご主人も朴訥な感じで好感が持てました。が、
味の方は……
これが「伝統的な」味なのかどうかはわかりませんが、
わたしにとっては、もっとおいしい餃子がたくさん存在しています。
また、海鮮おこげは、化学的な味に感じられました。(ちょっと残念!)

Reuan Thai

Belleville のタイ料理店、Reuan Thai。
わたしにとっては、
今まで食べた中で一番おいしかったタイ料理店なんですが、
久しぶりに行ってみました。
ベルヴィルだと、アパルトから歩いて行けます。

今回は、昼の「食べ放題」(約11ユーロ)にしてみました。


おいしかったです。が、
記憶の中の「一番」とはちょっとちがいました。
もう一度、「食べ放題」以外のものを食べに、
寄ってみたいです。(が時間あるか??)

2015年8月21日金曜日

VELAN

Passage Brady にカレーを食べに行ったついでに、
インド雑貨店、VELANを見てきました。
装飾品もありますが、
圧巻はスパイスの種類の豊富さ。
これを使いこなすのは、相当なレベルなんじゃないでしょうか。




喜んでいろいろ買ったら、
おまけでお店のカレンダーをくれました。

買ったものは、たとえば



簡素なトートバッグ、
手前右は、ハイビスカスの花びらのお菓子、
(味は、当たり前ですが、ビサップに似ています)
手前左は、タマリンドのお菓子。
こちらは砂糖をまぶしてあります。
楽しい店です。

2015年8月20日木曜日

MIZNON

ユダヤ人街・マレ地区には、
おいしいお店がいくつもありますが、
今回はイスラエル料理(としておきます)
ピタパンの店に行ってみました。
Ecouffes 通りにあるMIZNON です。


入ってすぐのところに注文カウンターがあり、
注文&支払い後、
プレノンは? と訊かれます。
そして、適当な席(奥にそこそこ広い空間があります)で待っていると、
ダニエル!
とか、
ニコール!
とか、厨房から声がかかります。
で、ハイハイ! と手を挙げると、
店員さんが持ってきてくれます。

ここはピタパンの店ですが、
焼いた野菜もウリの1つです。
特にカリフラワーは、
多くの人が食べていて、
わたしも真似して頼んでみました。


手前は、アニョー・ケバブのピタパン。
そして奥が、焼きカリフラワーです。
はっきり言いましょう、両方とも、メチャメチャうまいです。
カリフラワーは、焦げているように見え、
実際焦げてもいるのですが、
その旨味はそうとう深いものがありました。
またピタは、パン自体がおいしいのですが、
そのピタの切れっぱしなら、
無料でとってき放題。
具はたっぷり入っていますから、
この無料ピタで量はいいように調節できます。
実は欲張って、ブフ・ブルギニョンのピタパンも食べたのですが、
こちらも、そうとうおいしいかったです。

完全に、好きな店になりました。

2015年8月18日火曜日

Le Petit Cambodge

先日、Le Cambodge がうまかったと書きましたが、
実はこの店の姉妹店が、
すぐそばにあります。
こちら、Le Petit Cambodge は、
ヴァカンスなし、昼休みなしで営業中。
あの味がもう一度食べたくて、
こちらにやってきました。

店の雰囲気は、弟分であるこちらのほうがモダンであっさり。
ただし味は、
もう同じと言っていいと思います。
何度食べてもおいしいです。
今回は、ボブンの写真を上げます。


おいしそうでしょ?
これ、かかってる汁が、
なんとも言えない甘みがあって、
食べ飽きません。
そしてこちらが春巻き。


これもおいしかったです。

もう一回は行きたいです。(生きてるうちに!)

2015年8月17日月曜日

マルセイユへ

パリに来る前、
マルセイユを舞台とした映画を何本か見ました。
で、
敢行してみました、マルセイユ弾丸ツアー!
(TGVに感謝。)

まずは、駅前の大階段。


ここはMayrig で登場していました。
そしてそこから、そのまま旧市街へ、
つまり海の方に下ってゆきます。


こんな感じの路地が、延々と、
そしてくねくねと、続いています。
Comme un aimant の中で、
主人公たちが生きていた空間です。

さらに降りて行くと、海が見えてきます。


港を挟んだ対岸の山の頂上には、
Notre-Dame de la Garde が見ています。
これは登らないと。

海辺では、若者たちが。


このあたりには、観光客も多いです。

そしてこの近くで、
彼らをターゲットにした観光用の petit train を発見。
(実際には train ではなく、クルマなんですが。)
見ると、メトロで行こうと思っていた、
Notre-Dame de la Garde もコースに入っています。
しかも8ユーロ。
これにしましょう。

で、山の頂上にあるそのカテドラルからは、
マルセイユが360度見えるのでした。


それにしてもマルセイユ、
想像以上に移民が多く、
活気に満ち、
生活感い溢れ、
汚れ、
日差しが眩しい街でした。
弾丸ツアー、がんばった甲斐がありました。

2015年8月15日土曜日

8:20



サン・マルタン運河の岸辺には、
夜になると人が集まってきて、
食べたり、飲んだり、しゃべったり……
しています。
岸辺に座って、
水面に方に足を垂らすと、
うまい具合に水に届かないんです。
(届きそうな人もいますけど。)
夜が更けると、
もっともっと増えてゆきます。

さて、今日のパリの最高気温は、
23度ほどだったのですが、
明日はなんと、20度の予想です、最高気温がです!
なんだか、ふだんはそれほど食べないラーメンが、
食べたくなってきました。

2015年8月12日水曜日

Le restaurant Porokhane

メニルモンタンの駅から、
オベルカンフ通りを200m ほど行き、
右に曲がってすぐのところにあるレストラン、
restaurant Porokhane
は、セネガル料理店です。
気になっていたので、行ってみました。

http://restaurant-porokhane.fr

質素な内装だし、
大丈夫か、という外装ですが、
味はかなりおいしいと思いました。
セネガル料理としては代表的な、
ヤッサ・プーレ(鶏)と、チェブジェン(魚)です。




どちらもおいしいです。

それから、この店のビサップ(ハイビスカス・ジュース)と
バオバブ・ジュースは自家製で、
特に後者は、なんというか、
カカオ・フィズのような口当たり。
(もちろんアルコールは入っていないんですが。)

1つ難点は、注文してから出てくるまでが遅いこと。
まあフランスではありがちですが、
この店も例外ではありません。
でも、
それを補ってあまりあるお味だと思いました。

2015年8月11日火曜日

Bouchot

外食はやはり高いので、
自炊し始めています。
マルシェで買うと、
やっぱりスーパーより安いです。

よ

右上はミラベル。
見た目通り、かわいい味です。
マスカットも安くておいしいです。

ムール貝も買ったのですが、
小ぶりで身がふっくらしてることで知られる Bouchot も、
1リットルのカップ一杯、3.5ユーロ(約500円)

でした。
塩も入れず、ただオリーヴ・オイル、ニンニク、白ワインで蒸しただけで、
めちゃめちゃおいしかったです。


ちなみに手前は、
牛乳とカレー粉を入れたもの。
(ムール貝の店「レオン」の、「マドラス」を真似ました。)
こちらも上出来でした。
残った汁は、もちろんパスタに使いました。

レ・アール

パリの心臓、といえば、
やはりレ・アールでしょう。



今、フォーラムは改装中で、
2016には完成するそうです。

そしてレ・アールから少し歩けば、
人気の高いモントルグイユ街。
この通りは、たしかに他にない雰囲気があります。
(わたしが好きなのは、もっと他にありますが。)

サン・トゥスタッシュ教会

ちょっと歩き疲れたときに現れた、
サン・トゥシュタッシュ教会。
ひとときの静寂を求めて中に入ると……


ステンドグラスに光があたり、
床には、やさしい泉のような模様が描かれていました。

この教会は、パイプオルガンも有名です。
どうやら、日曜のミサの前には、
演奏があるようなので、
来週は行ってみようかと思います。

2015年8月10日月曜日

Le Cambodge

今いるアパルトから、徒歩3分
(フランス語なら「2歩」)
のところに、
人気のカンボジア料理店があります。
その名も、Le Cambodge。

http://www.lecambodge.fr

ヴァカンス休みに入るのがわかっていたので、
すでに2回、食べに行っておきました。
13区のように安くはないですが、
たしかにおいしいと思います。
Bobun の中でも、とくにspecial が人気で、
これを注文している人を多く見かけました。

そしてこれは、「プノン・ペンのスープ」


中にフォーが入っています。
とてもおいしいです。

フォーと言えば、
「フォー14」と比べてしまいますが、
甲乙つけがたい、
ということにいたしましょう。

2015年8月9日日曜日

「シンガポール『幸福度』世界最下位」

これは考えるべきニュースである気がします。

「シンガポール『幸福度』世界最下位」とは。


http://www.sankei.com/world/news/150808/wor1508080038-n1.html


そして retweet。

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シンガポールは、
経済合理性至上主義で
GDPの増大に成功してきたわけだけど、
その一方で、
貧富の格差は拡大し、
経済の実権は外国人および多国籍企業に握られ、
国民は能力主義の名のものとの
極端な競争社会に疲弊しているわけで、
なんというのか
「開かれた独裁」の限界を露呈している感じですね。

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https://twitter.com/tako_ashi

Maïs chaud !



移民区や郊外の駅前などで、
さかんに売られているこの「ホット・トウモロコシ」。
今回パリに来て、
もう2回ほど買いましたが、
1回目は1ユーロ、
2回目は0.5 ユーロでした。
で、味は、
焼きタイプだった前者より、
蒸しタイプだった後者のほうがおいしかったです。
後者を買ったのは、ベルヴィル駅前です。
街中、あるいはメトロの中で食べているのは、
わたしが見た限りでは、
子供を含めてアフリカ系の人ばかりでした。

モーリタニアから来て7年のお兄さん。
これ、あなたが作ってるの?
と訊くと、とてもうれしそうに、
そうですよ!
と答えてくれました。
でも、パリの暮らしはなかなかね、
仕事がきついし、
とも付け加えていましたが。

最新(?)ヘジャブ

ヘジャブを被った女性は多いですが、
3年前にパリで見たときと、
ちょっとスタイルが変わってるなあと思っていたのですが、
(中には、ものすごくおしゃれなヘジャブ・ファッションを纏う女性もいます)
先日ラ・ヴィレットのマルシェで、
こんなお店を見かけました。


これこれ。
こういう、ショートな感じなんです。
やっぱり、流行があるんでしょうね。

9:25

アパルトの窓からの景色。
先日は10:30で、
ほとんど夜でした。
今度は、9:25です。(もちろん夜の。)




じゃあついでに、朝の空も。


吹き渡る風は爽やかで、
気温は20度くらい。
一番気持ちの良い時間帯です。

Montmartre

今日の午後は、
Montmartre を歩きました。
観光客でごった返す地域もありましたが、
やはり静かなところもあります。









この最後の写真を撮った場所の右側に、
小綺麗なパン&ケーキ屋があり、
ふと見ると、ガラス・ケースにアリババ(≒サヴァラン)が。
しかも、
なんだか刺さっています。
まあ、1つだけ買うのもなんなので、
シブーストも一緒に買ってみました。



刺さっていたのは、やはり、ラム酒でした。
食べる直前に、
好みの量を押し出すのですね。

2015年8月8日土曜日

Les Mercuriales(と祈る人)


メトロ3号線の終点、ガリエーニ。
改札を出るとすぐ、
ショッピング・モール、Bel-Est があります。
そしてそのモールを抜け、
バニョレ市役所に向かう途中にあるのが、
バニョレの象徴ともいうべき、
レ・メルキュリアルのツイン・タワーです。(画像)
ペリフを走っていて、
このツイン・タワーが目に入ると、
ああバニョレだな、
と思うわけです。

2015年8月7日金曜日

appartement

今滞在しているアパルトは、
とても快適です。

デスクと台所は、こんな感じ。



で、この反対側には、第二のデスクが。
(というか、重なるタイプの机を、
2つにばらして使っています。)


今、このデスクで打っているわけです。
デスクの手前にあるのは扇風機、
壁にあるのはテレビです。
そして左側の窓からは、
涼しい風が入ってきています。
(昼間はそれなりに暑くなりますが、
夜、朝は、涼しいです。)

2015年8月6日木曜日

メトロ広告

メトロの広告は、
いつも面白いものがあります。
今目立っていると思えるのは、これ。



環境保護を訴えているわけですね。

西方

今日は、パリ市内にとどまって、
おもに西の方を歩きました。
となると、
いわゆる名所にもさしかかります。



自由の女神、の後ろ姿です。
こうした像の場合、なぜか、
後ろ姿に魅かれます。
(レピュブリックのときもそうでした。)


ビル・アケム橋を渡るメトロ、です。
同級生のジュンコさんは、
この橋が好きだと言ってました。



トロカデロも通ったので、
途中下車して、記念写真。
工事中らしく、いつもの景観は得られませんでした。

それにしても、エッフェル塔は、
これまでに何度、
撮影されてきたんでしょうか?
それらの写真をすべて集めたら……

2015年8月5日水曜日

たまに贅沢!



ある雑貨屋の店主(ヨーロッパ系白人)と話していて、
パリの外食の値段は高すぎる、
という点で一致しました。
ほんとに高い。
しかも、それほどおいしそうにも見えないものまで。
で、
彼が言うには、
昼食なら、
おいしいパン屋さんのサンドイッチを、
公園か何かで食べるのが、
一番いいね、
とのことでした。
そこらへんのサンドイッチ屋さんじゃなく、
おいしいパン屋さんの、
というところがミソなんですね。
なるほどね。

で、なかなか外食もままならないので、
たまには、せめて朝食はちょっと贅沢に、
というので用意したのが画像です。
パンは、近所のパン屋さんで朝買った物。
牛乳はブルターニュ産。(安いですが、初めての味。)
ジュースは、ご存知モノプリの、「グルメ」シリーズ。
(おいしいです。)
あと、よく見えませんが、
青リンゴも、酸味が強くておいしいです。
それからバターは、これはちょっとだけ高いもの。
まあ、3週間使うので。
基本はバゲットなんですが、たまの贅沢でした!

Patricia

昨日、あるカフェで、
パトリシアという女性と、
偶然知り合いました。
彼女はわたしと同年代で、
35年前、1年半ほど日本にいて、
歌手活動などもしたことがあるそうです。
そんなに短い期間なのに、
そしてその後はそれほど使っていないというのに、
彼女の日本語はとても上手でした。
わたしが学生だった頃、
彼女も日本にいたのかと思うと、
不思議な気がします。
彼女が録音したレコード(ですよね)を、
今度日本に送ってくれるそうです。
(でも、聞けるかな??)

レピュブリック広場


今日は、未明に激しい雨、
その後曇って、
夕方からはカラリと晴れ、
今また曇ってきました。
窓を開けているのですが、
涼しいです。
エアコンが欲しいとは、
まったく感じません。

今日もまた、「パリ」の外へ。
今更ながら、
パリは、外側に向かって移動すると、
必ずペリフにかかるわけですね。
日々、各所でペリフを越えています。

画像は、夕方、晴れた時間帯の、
レピュブリック広場。
毎日ここから出発しています。
そういえば、シャルリエブド事件の時、
ここに大勢の人が集まったわけですね。
今も、Je suis Charlie. は消え残っています。
レピュブリックに限らず、
東京に比べると、
街中の政治的な落書きは、はるかに多いです。

2015年8月4日火曜日

10:30に



今、パリ時間で午後10:30ほどですが、
やっと、
本格的に暗くなってきました。
アパルトマン6階の、
中庭に面した窓からは、
こんな感じです。
(屋根のでこぼこも、
空の微妙なグラデーションも、
カメラのディスプレイでは見えるんですが、
無理かな?)

2015年8月3日月曜日

観覧車から



今日は「パリ」の外を歩き、
その後市内に戻りました。
すると、チュイルリーにて、観覧車を発見。
というか、公園のこの辺りは、完全に遊園地状態なんですが。
で、
そういえば観覧車に乗ったことがないことを思い出し、
勢いで乗ってみました。
(シトロエン公園の気球は、
さすがに怖くて乗れないので!)

で、撮ったのがこの写真。

それにしても、郊外とこの辺りでは、
ほんとに別世界です。

書評、ありがたし!

尊敬する川本三郎さんが、
『パリ移民映画』の書評を寄せてくださいました。

http://mainichi.jp/shimen/news/20150802ddm015070032000c.html

都市と映画、都市と文学、という分野では、
間違いなく日本の代表的先駆者の一人である川本さんに書いていただいて、
ほんとに、じ〜んとしています。

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http://mainichi.jp/shimen/news/20150802ddm015070032000c.html
毎日新聞のニュースサイトから引用します。

◇多民族の共生、共存の芽に着目
 近年、フランス映画は劇的に変わった。
 どう変わったのか。アフリカ系、アラブ系、ユダヤ系、中国系などさまざまな出自を持つ主人公が登場するようになったこと。それまでの単一の「フランス人」という概念が大きく揺らいでいる。
 いうまでもなくこの変化は、移民の急増というフランス社会の現状を反映している。フランス映画に詳しい著者は冒頭でいう。「二十一世紀に制作されたフランス映画において、移民系の出自を持つ人物が一人も登場しない作品というのは、むしろ少数だろう」
 フランス映画と言えば、ジャン・ルノワールやジュリアン・デュヴィヴィエ、あるいはフランソワ・トリュフォーの映画を思い浮かべてしまう旧世代としては、いきなりガツンと頭を殴られる思いがする。
 「フランス人」と同様、「フランス映画」の概念も変わってきている。そう言えば日本でもヒットしたフランス映画「最強のふたり」(11年)は、パリ郊外に住むアフリカ系の黒人が、パリ中心部に住む障害を持つ金持のヨーロッパ系白人を助けてゆく物語だった。
 アフリカ系黒人という、従来ならアウトサイダーだった人間が、現在では映画の主人公になる。こうした新しいフランス映画を著者は「パリ移民映画」と呼ぶ。それとなく気づいていた変化が、名称を与えられることによって一気に新しい展開を見せてくる。
 一九九五年の映画、マチュー・カソヴィッツ監督の「憎しみ」が契機になったという。パリ郊外の貧しい地域に住むユダヤ系、アラブ系、アフリカ系の若者たちの鬱屈した日常を描いたこの映画は、これまでのパリとは違う、「もうひとつのパリ」が新たに現出していることを鮮やかに見せつけた。
 二○○五年には、パリ郊外で、彼ら貧しい若者たちによる暴動が起こり、フランス社会を揺がしたが、「憎しみ」は、その暴動を先取りしたともいう。
 実に多くの映画が参照される。こんなにも「パリ移民映画」は作られていたのかと驚く。シモーヌ・シニョレがユダヤ人の元娼婦(しょうふ)を演じた「これからの人生」(77年)をはじめ、先だって死去したオマー・シャリフがトルコ移民の老人を演じた「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」(03年)、これは日本未公開だが、アルジェリア移民の家族を取り上げた「アイシャ」(09年)などなど。
 作品の背後にあるホロコーストやアルジェリア戦争、あるいはアヘン戦争まで視野に入れ、単なる映像論に終わらない、奥行きの深い映画論になっている。戦時下、アラブ系の対独レジスタンス組織があり、それがユダヤ人を助けた話など実に興味深い。
 多民族が混在する社会ではどうしても、憎悪、暴力、差別があらわになるが、著者は「パリ移民映画」に描かれる共生、共存の芽に着目しようとしている。
 「郊外映画」という新しい用語も使われる。東京の郊外は中産階級の住む住宅地だが、パリの郊外は移民の住む場所。貧困、暴力、失業、麻薬が集中する。「パリ移民映画」と「郊外映画」は重なり合う。
 著者は、映画を語る時、必ず舞台となった町、場所を詳述する。従って本書は映画論と同時に豊かな都市論になっている。この点は大いに共感する。
 「アイシャ」の舞台、ボビニーの町の近くにはかつてフランス最大のユダヤ人収容所があったというさりげない指摘にどきりとする。

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これで、
小倉孝誠さん、
澤田直さん、
宮島喬さん、
川本三郎さん、
に書評していただいたことになります。

ほんとうに、望外の喜びです。

2015年8月2日日曜日

パリ快晴


というわけで、無事パリにつき、
今日の1日目は、
まあ体慣らしと思っていたわけですが、
サン・マルタン運河(画像)のアパルトマンから、
アンファン・ルージュのマルシェまで歩き、
そこでランチ(カリブ料理、うまし!)を食べた後、
アール・エ・メティエ近くの通称温州通りによってから、
会期があと2日しか残っていないル・コルビュジエ展を見に、
ポンピドゥー・センターまで歩き、
むしろMona Hatoum展のほうに時間をかけ、
やはりコンタンポラン展示をスキップすることもできず、
なんだかんだで、結構歩き回ってしまいました。
ただ、
日差しは強いものの、
湿度は低く爽やかで、
とても気持ちの良い1日でした。
それにしても、やっぱり、
りんご一つ、ジュース一本でも、
微妙に日本のものと味が違いますね。