今日の午後は、
朝日カルチャーセンター・新宿教室にて、
「もうひとつのパリ ~移民街と文学」
の講義でした。
大事な土曜日、参加してくださったみなさま、
どうもありがとうございました!
なにか少しでも、
「タネ」らしいものが見つかったならいいんですが。
今回は、タイトルに文学が入っているし、
創作を目指している方もいらっしゃるというので、
やや文学関連の固有名詞を多めに入れました。
わたしとしてはおもしろい本ばかりを挙げましたので、
これもよろしかったら。
そして教室に入ると、
以前にも「パリ」関連の講座に出席していただいた方の顔も見えたので、
なるべく新ネタというか、
今までにしていない話もしてみました。
まあ、まだあんまり練れてなかったかもしれませんが。
それにしても、やはりちゃんと聞いていただいているのがわかると、
こちらも張り合いがあります。
Merci encore !
さて、その授業が始まる前のこと、
40年ぶりの再会がありました。
実はまったく同じ時間帯に、
詩人の長田弘さんの講義があったのですが、
わたしは子供の頃、
長田さんご夫妻に、遊園地に連れて行ってもらったことがあり、
それはおぼろげながら、いい思い出になっているのです。
そして話してみると、なんと長田さんも、
この遊園地行きのことを覚えておいででした。
今日の講義がなければ、
お目にかかる機会があったかどうか。
短い時間でしたが、
お話しできて嬉しかったです。
そういえばもう一人、
加賀野井秀一先生にも、
久々にお目にかかりました。
以前はある大学で、
毎週会っていたのですが、
今は二人ともそこには出講しておらず、
だからもう、6年ぶり? でしょうか。
ただまあこの歳になると、
6 年ぶりくらいでは驚きはしませんが。
というわけで、
いろいろな出会いがあった土曜日でした。
担当のI さんには、とてもお世話になりました。
ありがとうございました!
(いつか『東京詩』で帰ってきたいですが、
授業が成立するほど、
参加者が集まらないでしょうねえ……)