今日は1939年、
つまりWWⅡの始まった年に作られた、
Ils étaient neuf célibataires 『7人の独身者』
という映画を見てみました。
http://www.youtube.com/watch?v=9OVLE2_gNt0
( ↑ ここは導入部で、おもしろいのはこの後なんですが……)
主演・監督は、サッシャ・ギトリ。
日本ではそれほど知られていないかもしれませんが、
フランスでは有名なようです。
外国人取締りの、新しい法律ができる、
というのが始まりです。
ペテン師ギトリは、ニセの老人ホームを作り、
そこに「独身、60歳以上、フランス人」の男を集めます。
集まったのは、ほとんどが浮浪者なんですが。
で、
彼らを、お金持ちの外国人女性たちと偽装結婚させ、
女性たちにフランス国籍を与えよう、で、
大金をせしめよう、という魂胆です。
これが、うまくいくんですね。
でも、そうすんなりとは終わりません。
浮浪者たちは、結婚したんだからと、
金持ち夫人のところに押しかけるのです……
今でも十分、おもしろかったです。