Free, White and 21
です。
これ、わたしは初めてみましたが、
1980年制作ですね。
わたしが学部生の頃です。
この「free, white and 21」というのは、
戦前のアメリカ映画でよく使われていたフレーズのようです。
もともとは選挙権を持っていた白人男性のセリフだったものを、
若い女性が言うことで、
独立した自由、みたいなものを主張していたようです。
でもこのヴィデオでは、意味は違います。
ピンデル(や彼女の母親)が人生で受けてきた差別を語り、
(ピンデル扮する)白人女性が、
あなたはパラノイアなんじゃないの?
わたしはそんな経験ないけど?
だって、自由で白人で21歳だから!
と言い放ちます。
当時の、白人女性「フェミニスト」たちが、
有色人女性に対する人種差別を過小評価し、
今でいう「インターセクショナリー」にまったく気づいていない状況を、
キツ〜ク提示しています。
1980年。
いかに自分がボ〜ッと生きてたか、
思い知らされます。
そして色んなものがYouTubeに上がっていて、
ほんとに助かります。