2012年6月28日木曜日

「身体の完全性」

このニュース、お読みになりましたか?

http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2886736/9184294?ctm_campaign=txt_topics

もちろん、さまざまな宗教や習俗に関わる問題ですね。


『製鉄所萌え』

かつて未来派と呼ばれる人たちがいました。
彼らの夢想は、超えられたのでしょうか?

http://www.youtube.com/watch?v=QV_pCAlK1gM

たしかに1つの「新しい美」だと言えるように思います。
ただ、
どこか「懐かしい未来」な感じもありますね。

2012年6月27日水曜日

S'ENVOLER

修士の2年生で、
以前「東京詩ゼミ」を聴講してくれたK君が、
久しぶりに研究室に来てくれました。
就職が決まった報告をしてくれるためです。
わたしはまったくなんの役にも立たなかったのですが、
ほぼ希望通りの就職ができたようです。
おめでとうございます!
(まあ、いろいろ本番はこれからですけど!)
そして9月には、スペインでの学会発表があるとか。
彼にとっては初めての海外。
味わって!

それからもう1人、
修士の1年生であるOさんも、
やはり久しぶりに研究室に来てくれました。
彼女は、「東京詩ゼミ」第1回の学生なので、
ということは、
わたしが今の職場に来て初めての学生の1人なので、
とても印象に残っています。
彼女は9月から留学するそうで、
今は語学の勉強にも励んでいるそうです。
もちろん、専門は理系なのです。

学生たちがだんだんに頼もしくなっていく姿は、
うれしさ9.5割、さびしさ0.5割、という感じでしょうか。

2人の未来が豊かでありますように!

2012年6月26日火曜日

MELODIE EN SOUS-SOL


今日の東京は、日差しは強かったものの、
風はひんやり乾いていて、
わたしにとっては、今年1番快適な天気でした。
毎日とは言わないけれど、
ときどきこんな日があるといいですね。

今日は1963年の映画、『地下室のメロディー』を見ました。
そうですねえ、たぶん30年ぶりくらい。
というか、ああやっぱりこの映画だった、と思ったのは、
ラスト20秒くらい。
きっとアレだろうと思いながら、
ほんとに99%忘れていました。

ちなみにこの映画、テーマ曲も有名ですね。
(以前ホンダのCMで。)

http://www.youtube.com/watch?v=RNYKJ28YtRk

実はこの映画の冒頭、
出所してきたジャン・ギャバンが帰る自宅のあるのが、
パリの北、サルセルなんです、まさに開発ラッシュのころの。
ギャバンはその様子を見て、NYみたいだ、なんて言うわけです。

サルセルと言って思い出すのは、
以前取り上げたコレ。

http://tomo-524.blogspot.jp/2011/01/la-petite-jerusalem.html

なんだか不思議ですが、
たしかに繋がりがあるのを確認した今日の午後でした。

2012年6月24日日曜日

7月号

ユーロ、フランスは負けてしまいましたね。
試合を(録画して)見た印象としては、完敗。
しかも予想通り。
もちろん、そうとう高いレベルでのことなんでしょうけれど。

   
        ◆

申し遅れましたが、「パリは燃えているか?」の第16回、
「テレビでフランス語・7月号」に掲載されています。
この連載は9月号までなので、あと2回となりました。
連載終了後には、何らかの形でまとめられたらと思っています。
以前書いた分も、実は大幅に直し続けていて、
それも着実にたまっています。
今は、それに1番エネルギーを割いています。

いろいろ計画だけは思い浮かぶのですが、
あまり力がないので、あれもこれもはできません。
でもなんとかこれは最優先で、
できのいいものにしたいと思っています。

仕上がったときには、また宣伝させてください!

2012年6月23日土曜日

コレラ

夏至でしたね。
ということは、前期の授業終わりまで、
あと1か月を切ったことになります。
今日もある先生が、
「来週休講しなきゃならないんだけど、
せっかくいい雰囲気でやってるから、
ほんとは休みたくないんだよね」
と言っていたのですが、そういうことってあります。

先日、ハイチの専門家、佐藤文則さんの話を聞く機会がありました。
ハイチ、まだまだ復興には遠くて、
地震後にテントで暮らしている地域が、
そのままスラム化しかかっていると……心配です。

それからハイチで流行したコレラについてですが、
こんなことがありましたね。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2809720/7448182

ハイチにはこの100年コレラはなかったそうで、
それを平和維持軍が持ち込んでしまったとは。

今は賠償問題に発展しているそうですが、
そうは言ってもどう賠償するのか……
困ってしまいますね。

2012年6月20日水曜日

Intouchables

明日から「フランス映画祭」ですね。

http://unifrance.jp/festival/2012/

なんといっても注目は、『最強のふたり』でしょう。
(原題は Intouchables )
おおくの話題を提供した映画です。

http://www.youtube.com/watch?v=-W8KzMpzsko

監督・シナリオのひとり、オリヴィエ・ナカシュは、
『きらきらしてる』のジェラルディン・ナカシュののお兄さんです。


2012年6月19日火曜日

ROCEのMelodies

今午後10時。
外は大荒れで、これは危険です。
ピークはこれかららしいので、
なるべく早くご帰宅を。

このところ、ROCEの新しいアルバムを聴いています。
(といっても、出たのは2月なんですが。)

素人の勝手な感想で言えば、
ファーストは◎、
セカンドは△、
で今回のサードは○、という感じ。
(ほんとに勝手ですが!)

ただアルバム中、ああ、これ知ってる、
しかもハッキリ知ってる曲だ!
と思ったのがこれです;

http://www.youtube.com/watch?v=1EQOcSG__jg

で、知ってるとは思ったものの、
実は数日間曲名が思い出せなかったのですが、
不思議なもんですね、
ある時突然、ふと口から名前が出ました。
でもまだ半信半疑で、そのあとYouTube で探してみると、
やっぱりそうでした。

http://www.youtube.com/watch?v=aZa20fgWPrA

(分かりやすいのは1分40秒~あたりです。))

有名な曲なので、きっとご存じだった方も少なくないでしょう。
ジョー・サンプル、ほんとに久しぶりでした。

2012年6月18日月曜日

tajine


今夜11時15分から、
NHK/BSプレミアムで、「恋する雑貨」の再放送。
訪れるのはモロッコ。
おもしろそう!

http://www.nhk.or.jp/bswomen/lineup/zakka.html

2012年6月17日日曜日

『移民』

今日の(というか昨日ですが)の東京は、
曇りと雨が交互に現れるような1日でした。
ただ暑くも寒くもなく、家で仕事をするにはちょうどいい気候でした。
そして今日は久しぶり(!)に、ちゃんと仕事をしました。
秋か冬には、形になるといいのですが。

それはともかく、
ユーロはおもしろいですね。
フランスvs.ウクライナ、つい見てしまいました。
(ただ今後、地上波の中継が少なくなりそうで寂しいですが。)

そういえば最近、チャップリンの『移民』という短篇を見ました。
移民を扱った映画としては、最初期の1本でしょう。
おもしろかったです。

またこの本、資料としてなかなかいいです。

http://www.amazon.co.jp/%E7%A7%BB%E4%BD%8F%E3%83%BB%E7%A7%BB%E6%B0%91%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%9C%B0%E5%9B%B3-%E7%AB%B9%E6%B2%A2-%E5%B0%9A%E4%B8%80%E9%83%8E/dp/462108450X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1339864291&sr=8-1

でも落ち着いて考えると、「移民」とは何だろうとも思います。
この本では、出エジプトから始まっているのですが……
数千年の移民の果てにできあがっているのが、
今の世界なんですね。




2012年6月14日木曜日

テレビを消して

それはそうと、
3週間ほど前に少し話題になったあのニュース、
テレビでもアナウンスされたのでしょうか?
わたしは1度も聞いた記憶がありませんが。

「テレビを消すことの節電効果は、エアコンの場合の1.7 倍」

というアレです。
たしか野村総研が発表したんでした。
1日のテレビの放送時間を何時間か短縮したら、
かなりの節電効果があるはずですね。

その案、出ないんでしょうか?

新宿へ

今日は打ち合わせのために、
久しぶりに新宿まで行きました。
梅雨の晴れ間、爽やかな風が吹いて、
半袖で気持ちがいいくらいでした。

打ち合わせでは、
かつて文化人類学を専攻したという編集者から、
色々適切なアドヴァイスを受けました。
ありがたいことです。
なんとかそれを生かすようにするつもりです。

ところで新宿に向かう途中、
時間は午後2時ごろだったのですが、
ある駅で相当ご高齢の女性が乗られてきたので、席を譲りました。
どうせそこから新宿まで(急行で)2駅だし、
もちろん、なんでもないことです。

ところが、1駅行ったところで降りるその女性が、
少し離れていたわたしのところまできてくれて、
お礼を言いながら、アメちゃんをくれるのです、3個も。
遠慮したのですが、もう遠慮しきれない感じでありがたくいただくと、
「実は今日は足が痛くて、ほんとに、涙が出るほど嬉しかった……」
とおっしゃって、ほんとに涙ぐまれて……

ただちょっと席を譲っただけなのに、
こんな展開になるとは思いもしませんでした。
(でもまあ、アメちゃんもらえて得しました!)

2012年6月13日水曜日

ファシスト

昨日の「ワールド映画」ゼミでは、
発売されたばかりの日本語版を使って、
『戦争より愛のカンケイ』を見ました。
わたしも久しぶりに見て、やっぱり惹きつけられました。

予習の宿題として、
「ファシスト」「帝国主義」「ジョスパン」
を調べておいて貰ったので、学生たちも分かり易かったんじゃないかと
思っています。
(ユダヤ関係の話は、すでに授業でさんざんしているので。)

フランス人はたしかに、時に
「あの人ってファシストね」
と言うことがあります。
日本人との会話では、(政治の話をしている時以外)
「ファシスト」という語彙を使うことはまずないので、
日常的に使うフランス語との距離は大きいです。
が、
これは逆に言えば、
フランス語の「ファシスト」は相当に使える範囲が広いということでもあります。
そして実際『戦争より~』のなかでも、
か~な~り広く使っています。
もちろんそれは「戯画」レベルまでいってるわけで、
それがそのまま日常の使い方というはずはないんですけど。

それにしてもよく日本版を出してくれたものだと思います。
おかげで、授業でも使えるようになりました!


2012年6月11日月曜日

ユーロ2012

始まりました。
そして昨日の(というか日本では超早朝の)スペインとイタリアの試合、
おそろしく見応えがありましたね。
バックパスさえ、緊張が漲っていて。
どちらかのチームを応援することはまったくなかったのですが、
とにかく、試合自体が素晴らしかったです!

そして今夜は……イングランドとフランスですね。
TBS さまさまです。

「選ばれた移民」

ハンガリー移民2世である元大統領、サルコジ氏。
彼はおそらく、そうした立場からのし上がったのだという自負があり、
その裏返しとして、
彼から見れば努力が足りないと見えるだろう若者たちを、
「社会のクズ」と呼んだりもしました。
出自などで差別するのはよくないが、
才能や重ねた努力による達成に対して、
ある「差別」が行われるのは当然だ、というわけです。
そう、完全に間違っているとはいえません。
かといって、これだけで済ませられる話でもないでしょう。

チェスの「才能」があった少年の話です。

http://www.ovninavi.com/721profil

彼にはがんばって欲しいです。
(わたしも将棋ファンの一人ですし。)
でも記事の最後にもある通り、
美談だと言って喜んでばかりもいられないですね。

2012年6月9日土曜日

高大連携プログラム

東京は今日梅雨入り。
一日それらしい雨降りでした。

そんな中、午後からは大学で「高校大学連携プログラム」の手伝いに。
地元の生田高校の1年生を対象として、
オムニバスで色んな先生たちが順に講義していくのですが、
今日がわたしの担当日でした。

集まってくれたのはなんと140人!
これはどうも、文系の生徒さん達が集中した結果のようです。
まあこのプログラムを実施しているのは理工学部なので、
わたし以外は全員理系の先生です。
ちなみにメニューはこんな感じ。

http://www.meiji.ac.jp/sst/renkei/6t5h7p00000c3r1j.html

生徒さん達は、みんなちゃんと聞いてくれて、よかったです。
(まあ面白かったかどうかはともかく。)
高校生とは言っても、まだ1年生。
つい数か月前までは中学生だったわけなので、
その辺を調節するのが少し難しかったですが、
実は授業前に学食で冷やしたぬきそば(300円)を食べていた時、
となりにいた女子高校生3人組(もちろん生田高校の)と話したので、
少し感じがつかめました。
なにしろ140人なので、学食にはたくさんの高校生がいたのでした。

彼らのうち何人かが、
フランス語圏やパリに興味をもってくれたら嬉しいです。

2012年6月7日木曜日

Iggy Pop


イギー・ポップ、という名前をご存知でしょうか?

昨日ボウイがわたしたちのヒーローだったと書きましたが、
そのボウイがプロデュースしたイギーのアルバムもまた、
わたしたちにはとてもインパクトがありました。
(この「インパクトがあった」という言い回し自体、あの時代のにおいがします。)
そういえば中野サンプラザでも、イギーはPAによじ登っていました。
そういう破壊的な人でした。

その後イギーはジャームッシュと仕事をしたりもしていましたが、
実はつい最近、なんとフランスがらみでも、名前を発見して驚いたことがありました。

http://www.tana250.com/?p=6275

まあ、発売の経緯がイギーらしいというか。
少なくともピストルズみたいにザンネンな感じはしません。
(やや大げさに言うなら、ピストルズが再結成して、
懐メロツアーを始めた時点で、「パンク」は「現在形」であることをやめた、
という印象です。これはかつて、ほとんど人がそう感じたのでした。)

それにしても「枯葉」とは!

http://www.youtube.com/watch?v=hPhuyvhHzC0&feature=plcp

聞くのが怖い気もして、まだ全体を聞いてはいません。
古い人間なので、(まだ出ていない)CDというモノがあるほうがいいし。
でも、聞かないわけにもいかないと思っています。

2012年6月6日水曜日

diamond dozen


イギリスのOfficial Singles Chart で、
現在までに1000万枚以上の「シングル」を売りつくした12のアーティストのリストです。

http://www.officialcharts.com/chart-news/the-official-singles-charts-biggest-selling-artists-of-all-time-revealed-1431/

マドンナやマイケルは分かるけれど、
今さらながら、イギリスでのDavid Bowie 人気に驚きました。
大学生だった頃、彼はわたしたち仲間の間では、「No.1」でした。
(「ぼくは君の部屋の鏡を割り続けているよ」と、彼は歌っていたのでした。)

もう1つの驚いたことには、すでにリアーナが入っていること。
(13位のストーンズより上なんて!)
リアーナはやがてもっと上位にいくんでしょうね。

それにしても、20位にスパイス・ガールが入っているあたり、イギリスですね。

2012年6月5日火曜日

今朝は、やや寝不足で体調イマイチだったのですが、
いったん大学に着くと、
1時間目のゼミの学生は全員出席しているし、
ちゃんと集中して映画を見、また話も聞いていた(と思う)し、
同僚たちとのランチも楽しいし、
午後H君が香港での学会発表のお土産も持ってきてくれたし、
夕方学食で食べた250円のきつねそばもいい感じでさみしいし、
その後6時からのデリケートな会議も無事終了したし……
終わってみればけっこういい1日でした!

2012年6月4日月曜日

大好きな詩人、清水哲男さんの久々の新作。

http://www.midnightpress.co.jp/mokuroku/mpweb-01.pdf

新宿ですね……


Marine は

そしてマドンナの「ショー」に対し、
Marine Le Pen は、

もし彼女がフランスでもそんなことをしたら、
ただじゃおかないわね。

と発言し、またその後

歳のいった女性歌手たちが、
話題作りのためにこんな極端なことをするっていうのは、
理解できますよ。

と余裕のコメント。

7月のフランスでのコンサート、ヒートアップ確実です!

2012年6月3日日曜日

再稼働反対

友人から、再稼働反対運動に関連した記事が転送されてきました。
まずは、芦ノ湖にセシウム。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120531/k10015499911000.html

このニュース、ちょっと前だったらもっと大騒ぎだった気がします。

そして再稼働については、この中国新聞の社説に同感です。

http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh201206010135.html

また(ほとんど)みんながそうじゃないかと感じていること。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120602/k10015561831000.html

再稼働が象徴するように、
この国はどんどん3.11以前のシステムに戻ろうとしています。
事故原因の究明もまだ、規制機関の設置もまだ、
大飯原発の防潮堤は低いままで、再稼働です。

これはまずいですね。チョーまずい。

2012年6月2日土曜日

MDNA tour


Madonna のMDNA tour、昨日のテル・アビブの公演のオープニング、
Nobody knows me の時の背景スクリーン、
物議を醸しています。

http://www.youtube.com/watch?v=sP0-b01zWXA

1分30秒過ぎあたり、国民戦線のMarine Le Pen


が映し出され、その一瞬後、彼女の額に鍵十字が現れるのです。(上の画像)
テル・アビブで!

もう数年前ですが、シャロン首相が、
フランスは反ユダヤ活動が激しいという理由で、
在仏全ユダヤ人に、イスラエルにやってくるように呼びかけたことがありました。
そのときはフランス政府の抗議で、
結局トーンダウンしたはしたのですが。

今もフランスで根強い反ユダヤ主義を、国民戦線の活動に見出した、
ということですね。
これが今日のYahoo France のトップですから、
ニュースのインパクトの大きさが分かります。
(まあYahoo ですから、やや三面記事的ニュアンスもありますが。)

国民戦線の正式なコメントが待たれているところです。

女の子の名前


近々赤ちゃんが生まれる予定の同僚がいます。
で、名づけの話になることもあるのですが、
フランスでは、こんな「提案」があるのですね。
今までのものとかけ離れ過ぎておらず、なおかつ新しい名前、
だそうです。

http://fr.pourelles.yahoo.com/40-pr%c3%a9noms-nouveaux-improbables-petites-filles-103700109.html

8番目の「フランボワーズ」って、完全に果物ですね。
まあ、可愛いですけど、フランボワーズちゃん

最初の候補なんかは、もともとバスク語で「兄弟」、
そしてつづりを変えると、ヘブライ語の「神は答えた」……だそうです。

この感じ、日本人が漢字のモトと辿ろうとするの似ているのでしょうね。

2012年5月31日木曜日

シリア

今期の「ワールド映画ゼミ」では、
いつも3回目くらいに取り上げる『シリアの花嫁』を、
第1回に見ました。それはその時点でも、
シリア情勢はかなり緊迫していて、
そのニュースの背景に目を向けて欲しかったからです。
だから今回は、普段はそれほど強調しない点、
つまりその物語が、アサド大統領就任の日を時間的舞台にしていることを、
強く打ち出してから映画を見たわけです。

レポートに課したのは、このアサド大統領のこと。
彼の就任以降今日までの行動です。
学生たちのレポートは、全体によく調べてありました。
で、
先週のレポートは、4月からここまでのシリア情勢の推移についてでした。
まあレポートと言っても、状況を追跡してね、ということです。

シリアの情勢は、あまりにひどいです。
ロシアはいつまで自国の権益を守るつもりなんでしょうか?

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/syria/

そして中国も。

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE84T05U20120530

「いかなる理由があっても戦争はしない」
という立場があります。
もちろん、そんな立場にある「国」はないと言っていいでしょう。
つまり、「敵」が武力で攻め込んできた時でも、
一切武器は取らない国は、ということです。
20世紀は「戦争の世紀」と言われますが、
21世紀になっても、戦争の「論理」自体に変更があったようには見えません。

ただ今回のシリアを見ていると、たしかに、
「いかなる理由があっても戦争はしない」など言っていたら、
戦士ではない女性や子供たちがどんどん殺されていくのを、
ただ傍観することになりそうです。
先週の政府軍の砲撃でも、死者92人のうち、32人が10歳以下でした。

とても心配です。


2012年5月28日月曜日

TAL


今朝起きて、なにか体が痛いと思ったら……
昨日の日曜の朝、地域の一斉清掃に参加して、
そのときずっと草むしりしていたのが原因みたい。
としゃ~とりたくね~な~!

そして先日ちょっと触れたTAL、聞いています。
なかなかいいです!

http://www.youtube.com/watch?v=BLNJl6jZnMM

なんとこの曲は、feat, ショーン・ポールなんですね。
彼の声は、1度聞いたら忘れられません。
わたしにとっては、好きな、というか、印象の強いラッパーのひとりです。

アルバム全体を何度か聞いてみると、
やはり、リアーナの影を感じないわけにはいきません。
そもそも声質が似ている上に、
曲作りも意識しているのでしょう。
(よく分かりませんが、それは当然のことなんでしょうか?
R&Bをベースにした女性ポップ歌手といえば、
今はリアーナが先頭を走っているのでしょうから。)

ただTALの場合、それが真似だとかいうんじゃなく、
なんというか、むしろ志の高さを感じさせるから不思議です。
ほんのカケダシの歌手が、トップランナーを意識してるんですからね。
わたしの場合、こういう声とこういう曲には点が甘いので、
そんなことを思うのかもしれませんけど。

そしてもう1つ思うこと。
ジャケ写は上にあげた画像なんですが、
これ、どうでしょう。まあ、フツーですね。
ただ、たとえばマドンナの新譜ジャケットの歪んだ洗練さ加減と比べると、
もう勝負になりません。
でもまあ、みんなこんなところからスタートするんでしょう。
応援します!

2012年5月26日土曜日

『戦争より愛のカンケイ』


約1年ほど前、ある映画のことを書きました。

http://tomo-524.blogspot.jp/2011/04/le-nom-des-gens.html

この映画、日本未公開のままですが、
なんとDVDが出るようです。

http://www.amazon.co.jp/%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%82%88%E3%82%8A%E6%84%9B%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%82%A4-DVD-%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AF/dp/B007FSHXCS/ref=sr_1_1?s=dvd&ie=UTF8&qid=1338008056&sr=1-1

この日本語タイトルなので、
Le Nom des gens のことだと分からずにいましたが、
今日気づきました。これは面白いです!

ただ定価3900円というのは、ちょっと高すぎる気がしますねえ。
(実売は2900円くらいですが。)
フランス版は 7.99 ユーロ。800円ですから。
これはこのDVDに限らず、全体に言えることではありますけど。

ま、レンタルがあります!

2012年5月24日木曜日

When I was young...

今は昔、プチ・ニコラの新刊が出たとき、日本の版元に直接出かけ、
翻訳させて! と交渉したことがあります。
(若かった!)

たしかあの時は、まずは白水社にお願いしたのですが、
調べてみたところ、すでに版権が他の出版社に渡っていて、
それで意を決して、その出版社に出かけたのでした。
まあ、それだけやりたかったわけです。

結果的には願いは叶いませんでしたが、
そのときの出版社の対応は、思いのほか親切なものでした。
もう、受付で追い返されるだろうと思っていましたから。

そしてなぜこんな昔話を書いているかと言えば、
実は今日、似たようなことをしてしまったからです。
(若い! 若くないのに!)

そして幸運なことに、今回も話は聞いていただけました。
うれしかったです。
結果はまだこれからですが、
なんとかうまくいくことを願っています!

2012年5月23日水曜日

le 23 mai


5月23日。
今日のこの日付は、去年パリで見たプレート(画像)に書き込まれていて、
調べてみて、納得した記憶があります。
1848年のこの日、マルチニックで奴隷制の禁止が宣言されました。
プレートの2006年は、それから160年ほど経っている、あるいは、
160年ほどしか経っていないことになります。
プレートは、意訳すると、こんな感じでしょうか;

  奴隷売買と奴隷制の犠牲となったものたちの思い出のために。
  「自由の木は、人々の強い絆から育つだろう、
  絆は人間にとって根源的なものだから
               トゥーサン・ルーヴェルチュール
               世界最初の黒人共和国、ハイチ独立の英雄

                        2006523
 
一応「人々の強い絆」とした部分は、racines「根」の複数形。
だから、自由の「木」なんでしょう。
もちろん、profondes「深い」も関連語ですね。

このプレートを見たのは、ボビニー市役所の前です。
アラブ系の人が多い地区ですが、
マツチニック系の人も多いのだろうと想像できますね。

2012年5月21日月曜日

これが


「世紀の」金環日食、ご覧になられたでしょうか?
今朝7時半、自宅のベランダから撮ったのが、上の写真です。
普段使っているGX200に、日食用簡易サングラスを重ねただけのものですが。
わかっていても、驚きがありますね。

夕方になって、東京は快晴に。
それに誘われて近所に散歩に出て、
本屋さんで見かけて買ったのがこれ;

http://www.amazon.co.jp/Pen%EF%BC%8B%EF%BC%88%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%EF%BC%89-%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%93%E3%81%9D%E7%9F%A5%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E3%80%81%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0-2012%E5%B9%B4-5-17%E5%8F%B7-%E5%88%A5%E5%86%8A-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B007L4IYQ0/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1337603172&sr=8-1

去年出ていたもののムック化なんですね。
巻頭のアルハンブラ宮殿の壮麗さにやられました。
全般に、読者がなにを知りたいかに寄り添って編集されていて、
いい感じです。
(これを分かっとけよ! というのではなく。)



2012年5月18日金曜日

Folila


このところ、これでもかという感じでマドンナの新譜を聞いていましたが、
(これが飽きないんですよね)
数日前からついに、次のCDに入りました。
アマドゥー&マリアム、4年振りの新譜です。

http://ilovemusic-jp.com/newrelease/world_music/amadou_mariam_folila.html

↑ にも書いてある通り、今回は特にゲスト・ミュージシャンが多く、
その分「素朴」感は薄れましたが、
多彩で煌めきのある音がするように感じます。

たとえばこれ;

http://www.youtube.com/watch?v=fypZUjUxHNo

ここでゲストとして歌っているのは、
泣く子も黙るNoir Désir のメンバーだった、Bernard Cantat です。
彼は、私生活でかなり重い体験をしています。
(傷害致死犯として、3年ほど刑期を務める。)

アマドゥ&マリアムは、わたしにとっては大好きなミュージシャンです。
ちょっと昔話をさせていただくなら、
ラジオの「ナミの恋する東京日記」を放送していた時、
毎週木曜日は音楽の日でした。
そして彼らの曲も、もちろんかけました。

http://tomo-524.blogspot.jp/2010/04/senegal-fastfood.html

残念ながら、再放送時は週三日の放送になり、
「今週の一曲」はすべてカット。
ものすごく悩んで並べた24曲は、
結局1度きりの放送でしたが、
このSénégal Fastfood がかけられたことは、とても嬉しかったです。

それにしても今回の新譜、アマゾンで1482円! 安!

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0074V0K2Q?ie=UTF8&tag=ilovemusictun-22&link_code=as3&camp=767&creative=3999&creativeASIN=B0074V0K2Q







2012年5月15日火曜日

From Boston

今日は、約8 ヶ月のボストン留学を終えて帰国した4 年生のM君と、
あれこれおしゃべりしました。
ただその内容はともかく、彼が1番変わった点と言えば、
やはりその雰囲気でしょうか、着てるものを含めて。

M君は、とても成績優秀な学生で、
おそらく学年1000人中10番以内には確実にはいる成績をおさめていました。
それはもちろん素晴らしいこと。
ただその分当時のかれの雰囲気は「勉強家」という感じ。
髪は「スポーツ刈り」で、学生にしてはきちんとした服装で。

それが今日あったら、なんとロンゲです!
しかも、目の覚めるような赤いスウェット(フードつき)に、
ナイキのキャップまで。
まったく別人のようでした。
そして話しぶりも、それに呼応するかのように柔らかくなり。

とにかく、とてもいい刺激を受けたようで、
ボストンが恋しくてならない様子。
これからまた勉強して、アメリカの大学院を受験したい、
と言っていました。

マジガンバレ、ワカゾー!

2012年5月14日月曜日

ポンディシェリ

今日は少し、インドのポンディシェリという街について調べてみました。

インドの南端に位置する、タミル・ナードゥ州、
そこはほぼ、タミール語が話されている地域であり、
(つまりタミール人居住地域であり、)
その中心となる都市が、東岸にあるポンディシェリです。
タミールの人たちは、ほぼヒンドゥー教徒です。

この街は、オランダやイギリスが占領した時期もありましたが、
1673から1954まで、ほぼフランスの統治を受けていました。
だから当然、ポンディシェリにはフランス文化と混合したものが残っています。

そしてたまたま見つけたこの映像、
ただポンディシェリを走っているだけなのに、
目が釘付けになりました。

http://www.youtube.com/watch?v=hH8KZdjUR9o

行ってみたいですねえ!


2012年5月12日土曜日

フランス体験講座第1回

今日はお茶の水での公開講座、
「フランス体験講座」の第1回でした。
この講座は全6回で、毎回違う先生が講義を担当し、
今日がわたしの番でした。ま、露払いということで。

テーマは「パリの中華街」。
これは今、「パリは燃えているか?」に連載している内容とかぶっています。
ただそれだけでは物足りないので、まずは
「パリ」とほどの地域を指すのか?
について、時代ごとに概観し、
それを踏まえて、13区の成り立ちを確認しました。
その後、13区の中華街成立について話し、
『オーギュスタンスタン、恋々風塵』と『パリ、ジュテーム』の、
中華街関連部分だけをピックアップして見ました。
で、ここまでで90分。

それからオマケとして、
やはり『パリ、ジュテーム』のアラブ地区の作品を見、
それについて少し解説をしました。
これが30分。
トータルで2時間でしたが、
生徒さん達にとって、来てよかったと感じられるものであったならいいのですが。

そういえば生徒さんのなかには、
テレビを見ました、とか、ラジオを聞いてました、とか
言ってくださる方もあり、嬉しいことでした。

今回の講座の資料は、作るのに結構時間をかけました。
(全8ページ)
で、実は1ヶ月後くらいに、
高校生対象の1回だけの講座があるので、
一部、その時にも使いまわす魂胆です!

2012年5月10日木曜日

ポトラック

5月8 日の毎日新聞の夕刊に、
『ことばのポトラック』の紹介記事が掲載されていたと、
長年の友人が教えてくれました。

http://mainichi.jp/feature/news/20120508dde012070054000c.html

リンクが見られなくなる時のため備えに、
コピペしておきます。

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読書日和:注目です 

あの時期、持ちよった言葉

毎日新聞 2012年05月08日 東京夕刊

 東日本大震災後の昨年3月27日、いても立ってもいられない作家や詩人が集まって、東京・渋谷のライブハウスで朗読会「ことばのポトラック」を開いた。それから今年4月8日までに計8回開かれた。そのうち、歌のコンサートを除いた7回分の朗読作品を収めたのが、大竹昭子さん編「ことばのポトラック」(春風社・1890円)だ。

 第1回は、ピリピリした緊張感が漂っていた。例えばこんな作品がある。「地球をゆらすものは/泡となって消えろ/ゆれるな/れるな/るな/な/な/な!」(詩人で作家の平田俊子さん「ゆれるな」より)。約1年後の4月8日、反原発のアート活動をつづった画家・スズキコージさんの「NO NUKES LIVE PAINTING!」には、ユーモアも少々。

 1年間、手探りで東北を思い表現した作品ばかり。歌人、穂村弘さんの「中学で一生分のドライヤーの熱風浴びてしまった俺よ」には、虚をつかれて笑ったが、子どもたちが浴びたものを思わされ、ぞっとした。

 作品を寄せたのは谷川俊太郎さん、高橋睦郎さん、堀江敏幸さんら約50人。ポトラックは、ごちそうを持ちよるパーティーの意味。【内藤麻里子】

2012年5月9日水曜日

When I was young...

今日は授業が3コマあり、
そのうち2つは60人近くいる1年生。
そしてその後は、大学の広報関係の取材を受けました。
それにしても、仕事のことについて話せ、といわれると、
普段しない(!)反省モードになって振り返ってしまいます。

そして思い出した、ほんとに小さなこと。
それは高校時代の夏休みの宿題だった自由研究で、
何を考えていたかというより、
ほとんど何も考えず、モデルもないままの行きあたりばったりで、
「新宿」と、
当時住んでいた場所近くのある駅前商店街とを比較するという、
レポートもどきを書いたのでした。

覚えているのは、そのとき飛び込みで訪ねた新宿のデパートの広報課が、
とても親切だったこと。
ジュースも資料もたくさんくれて。
それから新宿を歩きまわって、
やっぱり自己流の地図を作って、
ほとんど勘に頼った「人の流れ」を書きいれ。

今思うと、あれは楽しかった。
商店街も、いわば客観的に歩いたし、
出来上がった地図の、あまりの回遊性の無さにはむしろ驚いたり……

こんなこと、数十年振りに思い出しました。


2012年5月7日月曜日

吉本隆明追悼号


「現代詩手帖」5 月号は、
吉本隆明・追悼総頁特集です。

たくさんの人が文章を寄せていて、
わたしもまで数人しか読んでいませんが、
これから読んでみようと思っています。

特別定価2000円ではありますが、
2009年に行われたイベント(行きたくて行けなかったやつ!)での、
吉本さんの公演を収録したCD が付いているので、
値段分の価値は十二分にあると思います。

ここまで読んだ中で印象に残ったのは、
今「テレビでフランス語」でも連載を開始した宇佐美斉さんの文章です。
吉本さんの「水準器」と「羅針盤」としての役割を語った後、
抒情詩人としての吉本さんの仕事に触れ、
「異数の世界へおりてゆく」と「佃渡し」の二篇について、
宇佐美さんはこう書いておられます。

  その美しさは、戦後70年の現代史において、おそらく群を抜いているだろう。
  前者はその孤独と意思のつよさにおいて、
  後者は、過去を振り返る時間と未来へ向かう時間が交錯する一瞬をとらえた、
  その成熟の姿とことばの技の切れにおいて。

「佃渡し」のリズムは、まさに吉本さんのリスムだとわたしも感じます。
ちくま文庫『父の像』に所収の「父の像」にも、同じリズムを感じました。
だから解説では、これは「散文詩」だと書いたのでした。

『イラン人は面白すぎる!』


もうずいぶん前から、新書の刊行点数が増えていますね。
一時のブームは去ったのかもしれませんが、
それでも相当な点数が出ているし、
内容の濃い、ハードカバーにまったく引けを取らないものあります。

『イラン人は面白すぎる!』(光文社新書)は、
在日イラン人でお笑い芸人のエマミ・シュン・サラミさんが書いたものです。
これはまあ、芸人さんが書いただけあってごく軽いノリなので、
2, 3 時間で読めてしまうタイプの新書ではあるんですが、
コーヒーでも飲みながらおしゃべりを聞いているような、
気楽な面白さがあります。

たとえば、ラマダンの時期、
イランのテレビではグルメ番組が一切放映されず、
ドラマや映画の食事の場面さえカット、
極めつけは、あの「アンパンパン」が放映される時は、
アンパンパンの顔にモザイクがかかる(!)とか。

完全にコネタですが、やはり新鮮です。

2012年5月4日金曜日

ベテラン&新人たち


この2 週間ほど、完全なヘビロテ状態なのが、
われらがマドンナの新譜、MDNAです。
前評判やセールスにまったく関係なく、
アルバムが出れば条件反射的に買ってしまうミュージシャンは、
そうですねえ、10人はいないかもしれませんが、
マドンナはその1人です。

なんといえばいいんでしょう、
ダンサブル? エレクトロニック? 
近田春夫氏が、突き詰めればポップ音楽は「どこまで踊れるかだ」と書いていましたが、
そういう意味ではこれは「踊れる」といえるのでしょう。
ユーロビートは一般にウルサク聞こえることが多いけれど、
マドンナクラスだとそんな作りになることはないですね。

アルバム3 曲目のヴィデオクリップがありました。

http://www.youtube.com/watch?v=tYkwziTrv5o

素人のわたしが聞いても、作りこんでるな~、と思ってしまいます。
(映像はどこかハーブ・リッツ風ですね。)

今日通りかかったHMVでは、洋楽の売り上げ第1位でした。
さすがですね。

で、そのHMVで試聴しているうち衝動買いしたのが、
アレクサンドラ・スタン。
ルーマニア出身だそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=Zv0OF_1tX6c&feature=relmfu

声がリアーナに似てる気がしますが、
勝手なことを言うとするなら、
まだまだ小粒な印象です。
でもリアーナも、最初はこんな印象でしたから、
ここから化けることは十分あるんじゃないでしょうか。
今回のアルバムはSaxobeat というだけあって、
サックスが前面に出ています。
これからもっと聞きこみます。

そしてこうなったらもう1人。
勉強家のバタヤンに教えてもらったフランスの新人歌手、
TAL です。

http://www.youtube.com/watch?v=nq2cr1D3bvQ

彼女のアルバムは今注文中。
楽しみです!

2012年5月3日木曜日

朗読劇『銀河鉄道の夜』東北へ


朗読劇『銀河鉄道の夜』の東北ツアー、
いよいよ近づいてきました。

http://www.meiji.ac.jp/gakucho/reconstruction/news/2012/6t5h7p00000bjth0.html

「大船渡は入場無料、仙台は入場料1000円、
福島は入場料1000円(18歳以下500円)です。
ツアーの全体が、東北被災地に対するチャリティー企画として構想されています」

お近くの方は、どうぞ「拡散」してくださいませ!

2012年5月1日火曜日

『明日は遠すぎて』


日本の優秀な学者の書いた本には、
教えられるところが多いのはおもちろんです。
ただそれとは別に、
内側から響いてくる声というものもあり、
それはまた別の種類の何かをもたらしてくれます。

最近刊行された
『明日は遠すぎて』(チママンダ・ンゴジィ・アディーチェ・くぼたのぞみ訳)
は、ナイジェリアの内側からの声が響いていて、
引き込まれました。

http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_ss_i_0_3?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%96%BE%93%FA%82%CD%89%93%82%B7%82%AC%82%C4&sprefix=%96%BE%93%FA%82%CD%2Cstripbooks%2C254

アディーチェは、1977年、ナイジェリア・エヌグの生まれ。
19歳でアメリカに留学しています。


『明日は遠すぎて』は、彼女の3 冊目の邦訳です。
この本は短編集で、それぞれに工夫された、
しかも現実感覚に裏打ちされた設定で、
決して抽象に堕ちず、絡まり合う現実の綾を丁寧に、
指先で触れるように辿ってゆきます。

たとえば、結婚式に関して意見の対立するナイジェリアの母娘、
アメリカの大学町での、留学生と不法滞在者の交流、
ナイジェリアのOLが、ある金持ちの愛人になり、
その男を見つめ、見つめるうち自分をも見つめることになる経験、
あるいはアメリカで、
ナイジェリア出身の留学生が、ユダヤ人家庭でベビーシッターを務めたり。
翻訳もとても読みやすいです。
著者と訳者の波動がシンクロしているかのようです。

その訳者であるくぼたさんのブログに、こんな贈り物が!

http://esperanzasroom.blogspot.jp/2012/03/blog-post_29.html

ナイジェリアの内側からの声。
ラゴスの埃っぽさは、なんとも魅力的でした。

牛まぶし



B級、と言っても怒られはしないと思うのですが、
去年の夏、食欲のない時に何度か食べたのが、
すき家の「牛まぶし」でした。
見かけは牛丼なんですが、
半分食べたところで、一緒に出てくる出し汁をかけ、
(わさびとネギも忘れずに入れて)
あとはかっこむだけです。
これ、嫌いじゃありません。
(多少化学的な味なのは目をつぶります。)

そして今日、夏以来初めてすき家に行くと、
おや、牛まぶしがまだ健在です。
夏のメニューだと思っていましたが、
定番化したようです。
しかも、山椒の実が添付されていて、
工夫の跡が明らかです。
(そして実際、この山椒は+効果があります。
噛んだときのハジケル感が、ね。)

特にお勧めはしません(!)が、
時間がなくてでも目の前にすき家ならある、という場合なら、
ちょっといいかもしれません。

(それとはだいぶちがうのですが、
世の中に「うな茶漬け」というものがありますね。
昔、「白焼き&わさび」のうな茶漬けを食べて、
こりゃうまし! と思ったことがあります。
ほんの少しだけ、その記憶がよみがえるのでした。)

2012年4月27日金曜日

LE HAVRE

明日から公開されるこの映画、
わたしもまだ見てないのですが、
おもしろそうです。

http://www.lehavre-film.com/

アフリカから、ロンドンを目指して密航してきた少年、
彼と出会ったル・アーヴルの人たち、彼らの抱える日常……

少し『君を想って海をゆく』を思わせます。
そしてあの時もそうだったように、
ドラマだけでなく、その背後にある社会事情が重要でしょう。
(少なくとも、「ワールド映画ゼミ」的にはそうです。)

この作品、実はDVDになるのを待っていました。
それが日本で公開されることになって、意外な喜びです。

そういえば夏には、ベッソン作品がやってきますね。

http://www.color-g.jp/news/2012/04/news-top/news/the-lady/

これもまた、フランスではつい1週間ほど前にDVDが出ました。
でもこれも、日本版まで待つことにしようかな。

両作品とも、「ゼミ」向き。日本版DVD、待ってます!

2012年4月26日木曜日

ジャクソン・ポロック展


会期終わり近くになり、
やっと今日行くことができました。
ず~~っと待っていた、ジャクソン・ポロック展です。
(つまり、もうン十年待っていた感じ。)

http://pollock100.com/

ポロックのことは、
ほとんど実物を見ないままに好きでした。
今まで見たものは、魅力はもちろんあったものの、
比較的小さい作品でした。
でも今回は、あの「インディアンレッドの地の壁画」が来ていて、
これもう、まごうかたなき傑作だと思います。
こんなに色が絡み合って、でも透明感さえある。
圧倒されます。

会場内で上映されていたヴィデオも、面白かったです。
短いドキュメンタリーで、
ポロックの制作現場が映し出されています。
ああ、こんな風に筆を振りまわし、
こんな風にドリップさせるのか、と思い、
そのあとまた「壁画」に戻ると、
そこでポロックが書いている姿が見えるようで、
幻想的ライブ?でした。
光の加減で、黒が光って見える角度があり、
それがなぜかまだ濡れている絵具のようにも見え……

でも、モンドリアンにしてもマレーヴィッチにしても、
そしてこのポロックにしても、
抽象でひとつの「極限」までいってしまった画家は、
そのあと「抽象の向こう側」(そんなものがあるとして)に行くのではなく、
みんなそれぞれの仕方で具象に戻ってくるという不思議な符合が、
不思議なような、そうなるしかないような、
でもそれが絵というものの本質かもしれず、
考えさせられました。

わたしは13時ごろ着いたのですが、
それほど混んでいませんでした。が、
14時頃からにわかに混み始めたので、
混み具合は時間帯によるのかもしれません。

あと数日しかありませんが、
これを逃すとまた数十年ないでしょう。
ポロック、おもしろいです。

2012年4月25日水曜日

One Good, One Great


今日のダルヴィッシュ、素晴らしかったですねえ!
そして黒田もいい投球でした。
まさにNY TIMES が言っている

Two Japanese Starters: One Good, One Great

の通りでした。
実は今日は夕方6時過ぎから会議があり、
帰宅したのは遅かったのですが、
それから録画を堪能しました。

メジャーの試合を見ていてほれぼれするのは、
やはりショートゴロやサードゴロです。
そのクラヴさばき、足の運び、投げられたボールの速さ、
どれもため息が出る感じです。
今日もジーターにそんなプレーがありました。
まあジーターにすればフツーなんでしょうけど。

ジーターといえば、今日の4打席目の三振、圧巻でした。
ダルヴィッシュは、当然すごい自信になったことでしょう。

そしてもうひとつジーターと言えば、
かつての同僚の松井の去就です。
松井にオファーがないのはメジャーの shame だと言っていたジーター。
でも松井も決まりそうで、
わたしも少しほっとしました。
(厳しいのはこれからなんでしょうけど。)

とにかく、とても見応えのあるいい試合でした。が、

“It was the first time we’ve seen him,” Swisher said with a huge smile.
“We’ll be ready for him next time.”

2つも三振したスウィッシャーがこんなこと言うなんて、
次回の対戦がより楽しみになりました。

2012年4月24日火曜日

黙示録

今日は「ワールド映画ゼミ」で、
はじめて『地獄の黙示録』を見ました。
といっても、2つのシークエンスだけです。
それは例の<ワルキューレの騎行>と、<フランス人農園>です。
半年前くらいに、ここでも触れましたね。

http://tomo-524.blogspot.jp/2011/09/apocalypse-now.html

学生たちは、おそらく「インドシナ戦争」のことは知らないと思います。
受験科目に社会がないし、
高校の授業ではそこまで手が回りにくいだろうし。

それにしても今年の学生たちは、ほんとにちゃんと聞いてくれます。
(意図が伝わってるかどうかは別として。)
いつも、半期じゃなくて通年のゼミだったらなあ、
とは思いますけど、
なんとか半年でなんとか多くのものを伝え、
たくさん考えて欲しいです。





2012年4月23日月曜日

『フランス語圏カリブ海文学小史』


パリでは一緒に楽しい時を過ごした中村さんが、
この春から日本に戻っています。
その中村さんが、若い研究者らしい本を発表しています。

『フランス語圏カリブ海文学小史 ――ネグリチュードからクレオール性まで』(風響社)

このテーマを簡潔にまとめている本は、他にないのでは?
800円という価格で現場の研究者の息吹が感じられる、
チャレンジングなシリーズの一冊です。
これはいいですねえ。

わたしが普段使っているカップの1つに、
こんなものがあります。

ここに描かれているのは、「バナニア」という粉末飲料の広告です。
でも、ここで微笑んでいる男性、
セネガルの狙撃兵なんだそうです。(帽子を見ればわかるとか。)
そしてこの

似顔絵が使用されたのは1915年のことであり、
「黒人」=「大きな子供」という紋切り型のイメージもまた
この時代にはすでに流布していた

そうです。
知りませんでした!

*わたしはたまたま見かけて買ったんですが、実はこんなにあったんですね。

http://www.la-maison-de-manon.com/category.php?id_category=48





2012年4月22日日曜日

現状

朝日新聞の世論調査(4月14,  15日)によると、

大飯原発3、4号機の再稼働を野田内閣が妥当と判断したことについて、

賛成 : 28%
反対 : 55%

そして内閣支持率は25%。

つまり、

「オール財界、オール霞が関が、もともと再稼働をめざす政権を後ろから押している」
(東京新聞)
 

2012年4月21日土曜日

Le Corps Decouvert


パリのアラブ世界研究所といえば、
ジャン・ヌーヴェルの代表作の一つ、という印象が先立ってしまいますが、
もちろん「今」機能している施設です。

そのIMAで、Le Corps Decouvert 「発見された肉体」という展覧が始まりました。

http://www.imarabe.org/exposition-ima-4735

アラブ芸術における肉体表現をたどるわけですね。
そしてそこに裸体画が含まれているらしい点も、
興味をそそられます。というのも、
イスラムでヌードって?
と思ってしまうからです。

でもちょっと行くのは難しいだろうなあと思って、
ダメ元で確認したら、なんとカタログが売られていました。

http://www.amazon.fr/Le-corps-decouvert-Collectif/dp/2754106324/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1335017346&sr=8-1

安くはないけど、見てみたいですね。

A darting slider


よかったですね、昨日のダルヴィッシュは。
録画したものを、じっくり堪能しました。
当然ながら評判もよくて、

http://www.detroitnews.com/article/20120420/SPORTS0104/204200374/1129/rss15

a good, hard, four-seam fastball ...
a darting slider and a big, slow, looping curveball

darting っていうのは、名詞で使えばあの「ダーツ(dart)」で、
その動詞形「矢のように飛んでゆく」の現在分詞(形容詞)ですね。

自分の力で90マイル以上の球を投げる感覚って、
まったく想像できないけれど、
なにかグッと来るものがあるんでしょうねえ。

上の記事の中に、カブレーラが一言かけたけれど、
ダルは理解できなかった、という「前フリ」がありますが、
ほんと、あれはなんて言ったかちょっと気になりました。
打ち取られて帰ってゆく途中に、
ぽそっと言ったんですけどね。
(決して悪口じゃなさそうでした。)

タイガースの4番のプリンス・フィルダー(画像)は、
阪神にいたセシルの息子ですね。風貌も似てます。
セシルは、当初日本で三振の山を築いて、でも、
やがて「待つ」ことを覚え、開眼したと言われています。
そしてその後メジャーに戻り、ホームラン王も取って……
日本で何を学んだのか、と訊かれたセシルは、一言、
Patience.
と答えていました。

次の対ヤンキース戦も楽しみです。