今日はやっと、東京は夏らしい天気でした。ま、立秋ですけど!
昨日今日と、「モントリオール旅行記」を書いてます。今、50枚ほど。まあ、シェイプ・アップすると、少し減るでしょうけど。あと10枚くらいで終わる予定です。(なんと、予定よりだいぶ早いです!)
それに関連して、ハイチの歴史を調べていた時、今まで見過ごしていた事実に気づきました。それは……
ハイチは、最初の黒人共和国として、1804年に独立します。ナポレオン軍を破った、というのが、「歴史」という感じがします。まあそれはいいとして。
ただ、考えてみたら、1804年というのは、1789年より後です。革命前の王様たちに多くは望めませんが、革命後の国民議会は、その理念からいって、ハイチの奴隷たちも解放したのでしょうか? これが、残念ながらそうじゃないんですね。
国民議会は、島からの「アガリ」(=利益)を確保するためには、奴隷制は必要だ、と考えていたようです。ヤレヤレ。
さて、数日前にブックマン・エクスペリアンスをご紹介しましたが、この「ブックマン」というのは、1791年、奴隷のリーダーたちを集めて、反乱を組織したヴードゥー教の司祭、ブックマン・デュッティの名前からとられているそうです。彼自身は、まもなく白人に捕えられ、殺されてしまいますが、彼の運動が1804年につながっていくわけです。(画像の右端がブックマン)
世界でフランス語を使っている人のうち、フランス本国に住んでいるのは、約3分の1のみです。