今日、東京はついにカンカン照りで、わたしとしては、この夏1番夏らしいと思える天気でした。もちろん暑いですが、夏はこうじゃないとね。
なにごとも、実現するまでは実現していないという、しごくもっともな事実が、もういい加減身に沁みているわたしではありますが、それでもやっぱり、つい実現を期待してしまう事柄というものはあるんですね。で、今、まさにそういう状態にあるのが、『東京詩』の帯なんです。
帯は、たとえば担当の編集者が考えたり、著者自身が案を出したりして、未来の読者に向けてメッセージを書くわけです。が、時に、今言った場合とは違い、別の作家、多くはビッグネームが、「これ読んでもいいかもよ」というようなメッセージを、著者たちになりかわって書く場合というのもありますね。
実は今、この後者の方向で、ある交渉(というかお願い、というか一生のお願い!)が進んでいて、うまくいけば、書いて頂けそうなんです。その人の名を、すごく発表したいんですが、さすがにまだ「実現していない」今、それはやめておいたほうがいいですね。実現すれば、わたしにとっては夢のような出来事です。
帯と言えば、先日CD収録した白水社の場合は、まさにケース1で、今担当者とわたしで、あーでもないこーでもない、と考えています。ついでに自画自賛すれば、このCDなかなかデキがいいので、そのへんのことを書こうとしています。どうなるでしょう!?
さて、お盆も終わり、だんだん日は短くなり、虫の声もだんだんかまびすしくなり、そろそろ北国からは雪の便りも……(←ウソ) とにかく、今週もはりきってまいりましょう!!