2009年8月27日木曜日

幸運!


10日ほど前、『東京詩』のオビのことを書きました。わたしにすれば、「夢のような人」にお願いしている、と。

これがなんと、まさか実現してしまいました! 書いてくださったのは、吉本隆明さんです。(こうやってお名前を打つだけでも、ちょっと緊張します。)『言語にとって美とはなにか』を一所懸命読んでいた学生時代のことを思うと、とてもとても、フシギというか、モッタイナイというか…… それに吉本さん、今はお身体が絶好調というわけではないのに、きちんと書いていただいて、嬉しいやら、申し訳ないやら……

そしてこれが実現したのは、左右社の小柳さんのおかげです。(この前の日曜も、小柳さんの署名批評をご紹介しましたね?)小柳さんの行動力がなかったら、このオビはありえませんでした。ありがとうございました! 

『東京詩』のことは、ここでも何度も書いてしまいましたが、最終的には、組みもきれい、フォントもきれい、装丁も素晴らしい、そしてオビまで完璧! という、とんでもなくいい結果になりました。J'ai eu de la chance ! 幸運でした!

というわけで今日は、吉本さんと小柳さんに、感謝……