そうそう、1つ言い忘れてました。
Château d'Eau の写真を昨日挙げましたが、
そしてそこには黒人が多く写っていましたが、
彼らの多くは、(ハイチ人タクシー・ドライバー、ルイさんの話によると)
コートジボワール人なのだそうです、この地区だけは特別。
こんな情報、何の役にも立ちませんけど、
ちょっとおもしろいですね。
さて、ではここで問題です。これはなんの写真でしょう?
教会っぽい? そうですね。そしてこれはユダヤ教会、シナゴーグです。
写真のヴィクトワール・シナゴーグは、パリ1大きいと言われているものなのですが、
そのへんを警備の警官に訊いてみると、まず最初の人は、
「大きさは知らないけど、パリで1番重要なのは間違いないね。
だから警備してるんだよ、襲撃に備えて」
そうなんです、彼は「attentat (テロ、襲撃)」という言葉を使いました。
でもう1人、チーフらしき人にも同じ質問をすると、
「パリ1? いや、フランス1だろうね。もしかするとヨーロッパ1かも」
そんなに!? でもたしかに、すごく立派な建物ではありました。
ただシナゴーグといっても、こんな風に、ビルの1部、みたいなのも;
左から2つ目の黒い門です。ちょうどユダヤ帽の方が出てきました。
上の2つは、メトロのカデ駅の近くなのですが、
ここには、モントロン公園という可愛い公園があります;
子供たちの遊ぶ、なんでもない公園です。
こんな落書きも;
Antoine 君は、そこここに登場してました。
わかしがこの公園を訪れたのは、『サンドイッチの年』という映画のためです。
主人公の両親がナチに連行される姿を、
主人公である少年は、この公園の木陰に隠れて見ていたのです。
両親と見つめ合う一瞬、胸が痛くなります。
さて、このカデ地区以外にも、ユダヤ地区はいくつもあるようです。
その代表の1つが、これは観光案内にも載るようなロジエ通りでしょう。
こんな雰囲気です;
そしてお店のウィンドウには;
さらに;
エッフェル塔の描かれたユダヤ帽が見えますね。
そしてここでは、有名なファラフェル(揚げ団子)も味見しましたが、
メインはイディッシュ料理です;
ちょっと分かりにくくてすみません。
左側にお惣菜、右側にパンがあり、それらを適当に選び、
店の前のテラスで食べるのです。
そしてゴマパン、けっこう塩がきついのね、と思って見てみると;
岩塩の粒が光っていました。
腹ごしらえした後は……、ヴォージュ広場へ散歩、かな?