今朝は起きた時、
これが平日だったら休講しなきゃ、
というくらい体調が悪かったのですが、
その後薬飲んで昼過ぎまで寝たら、
まあなんとか「フツー」のゾーンに入ってきて、一安心でした。
みなさんも、お気をつけくださいませ!
というわけで、午後、
昨日に続いてのイラン映画で、『オフサイドガールズ』を見てみました。
舞台は、2006 年ワールドカップの最終予選、
イランVSバーレーンの試合会場です。
イランでは、男性のスポーツを女性が観戦することは禁止されています。
でも、見たい!
という女性たちはもちろんいて、
彼女らは、あの手この手で会場に入りこもうとしますが……
予告編はこちら;
http://www.youtube.com/watch?v=BCpvQyxXyW4
話は、これだけです!
でも、なぜかおもしろい。
まず、女性たちの果敢さそのものがなかなかだし、
当時の日本の「熱狂」と重ね合わせることもできるし、
徴兵のため仕事についている「兵隊さん」たちの人生も垣間見えるし。
監督は、当然、女性たちの家族を描きこむ可能性も考えたと思うんです。
でも、その選択肢はきっぱり捨てて、
90分の、ドキュメンタリー風の作品に仕上げました。
潔いよなあ、と思わざるを得ません。
広げたくなるのが人情ですからね。
サッカー・ファンなら、より一層楽しめるでしょう。
アリ・ダエイやザンディなどの名前も、繰り返し登場します。
(ダエイの名前は、トイレの落書きにもデカデカと。)
これは、明後日の「ワールド映画」ゼミで見せてもいいかな。