2011年1月31日月曜日

WITH THE PEOPLE OF EGYPT


Egyptian protesters need our support !

https://secure.avaaz.org/en/democracy_for_egypt/?twi

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Newsweek のエルバラダイ氏のインタビューをはじめ、
エジプト「革命」関連の興味深いニュースが届けられています。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/01/post-1939.php

同じNewsweek にアップされていた中には、
「この革命の後にやってくるのは、イスラム国家なのであり、
その点、たとえば『公空間』から宗教を締めだしたフランス革命とはちがう」
という内容の記事もあり、それはたしかにそうだなあ、と思ったりしました。
(イラン革命もそうだったわけですね。)

http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2011/01/post-250.php

ただ、実はこの記事でもそうなんですが、1つ気になる点が。
それは、「イスラム原理主義」=「過激派」 or 「守旧派」
というイメージで話を進めているように見える点です。
ただこれは、言葉の問題に過ぎないともいえるのでしょうが。(そう願います。)

さすがに今は、イスラム=過激派、と考えている人はいないでしょう。
そして「原理主義」についても、これはいわば「コーランに忠実に」ということなので、
それ自体はなにも過激ではありません。
ただ、「原理主義」者のごく1部に、「過激派」がいるだけのことです。

上記の記事には、イスラムについて、他宗教に非寛容、という一節がありましたが、
それは「過激派」の言葉でしょう。

ここから先は推測にすぎませんが、
多くの若いムスリムたちは、本来のイスラムの教えを守ることと、
近代化された社会に生きることは、矛盾しないと考えていると思います。
イスラムの教えは、曲解され、利用された面があるわけです。
(上の世代に、ということです。)
多くの若いムスリムは、他宗教と共に、寛容さの中で、
民主主義的に暮らしたい、と願っているのではないでしょうか。

コーランさえ読んだことのないわたしが言うのは、
とっても気が引けるのですが、
「原理主義」に対する誤解だけは、とく必要があると思った次第です。