2011年1月2日日曜日
『なんてキレイ!』
今日は、Amazon France で買ったDVD、
Comme t'y es belle !
を見てみました。予告編はこちらです;
http://www.youtube.com/watch?v=pVkN1n3ptcA
この作品に興味が湧いた理由は2つ。
まず、主演が Michèle Laroque だったこと。
そうです、あの『100歳の少年と12通の手紙』で、
元プロレスラーという触れ込みのローズを演じた女優さんです。
あの映画をご覧になった方ならきっと、
もっとこの女優さん見たい!
と思ったはずです。で、わたしもそうでした。
理由の2番目は、これが「ユダヤ映画」だということ。
上に挙げた画像が、物語の中心となる4人の女性たちで、
映画は、彼女らの「恋と仕事と子育て」なのですが、
実は彼女らは全員ユダヤ人(セファラド)。
もちろん家族や親せきもそうなんです。
これはね、ちょっと気になりますね。
で、見てみると、
4人の女性たちの「恋と仕事と子育て」の描き方は、
どこか「デスパレート」な印象がありました。
でも、ちょいちょい、
「まさか、そんな短いスカートでシナゴーグ(ユダヤ教会)に行ったの?」
なんていうセリフも飛び出し、
背景のユダヤ性が、ある決定的な要素として働いているようにも見えます。
現代ユダヤ人フランス人女性……
そしてサブネタ的に入ってくるのが、
お手伝いのモロッコ系の女性の滞在許可証問題。
この辺、深く追っているわけではないけれど、
それだけ日常的な問題なのでしょうね。
で、結論:Michèle Laroque、なかなかよかったです!
*「行くなって言ってくれれば、そうするよ。たった一言でいいんだ」