2011年8月3日水曜日
Augustin, roi du Kun-Fu
8 月に入っているのに、
東京はあまり暑くありません。
7月の、梅雨明け1 週間は暑かったんですけどね。
今日は、『オーギュスタン、恋々風塵』という映画を見ました。
(原題は、Augustin, roi du Kun-Fu 「オーギュスタン、カンフー・キング」。)
予告編ではなく、抜粋ですが;
http://www.youtube.com/watch?v=ItA4aKQZSV0
このヴィデオは妙に静かですが、
原題からも想像できる通り、
この映画、はっきりB級です。
とはいっても、いやな感じはありませんが。
映画のエキストラなどで生計を立てているオーギュスタンは、
カンフー映画に刺激され、
いつか自分もカンフー映画に出てみたいと思い始めます。
そしてついに、パリのアジア=13区に引っ越し、
そこでカンフー修業を開始。
でも彼は、他人との肉体接触がチョー苦手で……
彼は自分の弱点を克服すべく、ハリ治療に挑戦します。
そしてそのハリの先生が、マギー・チャンです。
やがて2人の間に、ある感情が芽生え……
なぜこれを見たかというと、
舞台がパリの13区だったからです。
13区は、Petite Asie(小さなアジア)と呼ばれる地域で、
パリを代表する移民街の1つです。
ただ残念なのは、
この地区に関係する映画や音楽が少ないこと。
この『オーギュスタン……』は、
そういう意味で貴重といえるのでしょう。
そして、あっちこっちネットから手繰り寄せているうちに出会ったのが、これ;
http://french.peopledaily.com.cn/VieSociale/6795047.html
2人の中国人が、
かつて周恩来(と鄧小平)が2年暮らしたプチ・ホテルを買った、
という記事です。
このホテル、Hotel Neptune は、
やはり13区の、Place d'Itatie から伸びる rue de Godefroy にあります。
そして2人が滞在していたのは1920-21年。
フランスと中国の関係も、
ここらでちょっと勉強しないと……