2011年8月26日金曜日

Bobigny

今日はついに、
あの『アイシャ』の舞台となったボビニーまで足を伸ばしました。
といってもメトロの終点。
そんなには伸ばしてません。

ボビニーでは、「なにもない」ことを確認したかったのですが、
見事になにもありませんでした。
いやもちろん、大きなショッピング・モールがあり、
一軒家の続く住宅街があり、
新しい開発も進んでいるのですが、それでも、
立ち並ぶHLMの殺風景さが、
このボビニーという町の核でしょう。

見つけたかった小広場もみつかり、
その一隅にあるお菓子屋さんの主人とも話しました。
彼はアルジェリア人で、『アイシャ』のことももちろん知っていました。

午後は、ラ・シャペル駅南側に広がるインド街を。
北側にあるヒンドゥーの寺院(といってもアパルトマンの一室)も訪問。
この寺、名前はテンプル・ガネーシャ。
そうです、あの象の神様が祭られているのです。

そしてついでにサクレ・クールもひやかし、
そのままホテルまで、ぶらぶら3時間ほど歩いて帰りました。
歩くのにちょうどいい気候で、
特に見るべきものはないけれど寄りたかった場所なども通り、
楽しい、気持ちのいい散歩でした。