2011年9月17日土曜日
サオリちゃん
「パリは燃えているか?」の原稿を、
楽しみながら、燃えながら(!)、
少し先まで書くことができました。
もちろんそれは、原型が、ということであって、
実際にはまた色々直すことになるわけですが。
でも気持ちの上では、ゼロからではないので、
いくぶんかプレッシャーが減りました。
で、その余勢をかって、
たまには(じゃダメなんですが!)論文もイテコマシタロウかと思って、
考えてあったものをいじくりまわしてみたのですが……
う~ん、うまくいく気がしません。
作品自体は大好きなので、
「長い感想文」なら「ドンと来い!」とも言えるんですが、
論文となると作法が違うので……
そこで思いだしたのが第2候補の作品です。
これは…… 前者より資料も集めやすそうだし、
数字を並べて整理することもできそうだし、
お、こっちのほうがいいかも!
というわけで、どうもそうなりそうな気配です。
さて今日の風呂では、さっき買ってきた
『南沙織がいたころ』
を読んでいました。
南沙織、ご存知でしょうか。
デビューは1971年で、活動期間は7年半でした。
やっぱり、「17歳」でしょうね;
http://www.youtube.com/watch?v=w21cdqdMTq0
あら~、可愛いですね❤
(当時は「年上のお姉さん」だったのに、
今では「娘」くらいの「女の子」に見えて…… フシギ)
実はわたし、彼女がブレークする直前、
握手したことがあります。
当時わたしが住んでいた、池上という町の駅前レコード屋さんに、
販促だったんでしょうね、彼女がやってきたんです。
ほんとにみかん箱みたいな台に乗って、
「17歳」を歌ってくれました。
知ってて行ったのか、たまたま行ってたのか、
それさえ覚えてないんですが。
(まあ実際よく行ってたんです。)
翌日学校でその話をすると、
打たれたようにわたしに駆け寄り、
握手してくれ、と言った友人がいました。
知らなかったんですが、彼は「サオリちゃん」の大ファンで、
「間接握手」がしたいというのです!
(あなたですよ、スガワラ君!)
そういえば、それから10年後くらい、
つまりもう「篠山シンシア」になった後のことですが、
渋谷のパルコで見かけたことがあります。
わたしからすれば、はるかな「大人の女性」でしたが。
でも71年と言えば、沖縄返還の前年です。
この本の中で、
それがどんなふうに扱われるのか、楽しみです。