まあ、週に1本くらい、
おもしろいドラマを放送してくれるといいのになあ、
と思いつつ、
なかなかないのが現実ですが、
たしかに半沢は、
それなりに楽しむことができました。
忠臣蔵だ、と思ったことは、
以前書いた気がします。
で、
今は『流星ワゴン』。
これが……
初回あたりは、
家父長的な父子(ないし家族)のあり方と、
戦後民主主義的なフラットな父子のあり方との対比なのね、
と思いながら、
それぞれの功罪がうまく描かれるといのに、
と期待しましたが……
(特に家父長体制の、基本的には「×」にちがいないケースでも、
それが失われたことで一緒に失われたものもあるでしょうから、
そのへんを丁寧に掬い取るなら、
それは「いいね」と思ったわけでした。)
第5回が終わり、
もう見るのはやめようかと思っています。
まず、制作者の「手」があまりに見えすぎて、
それが興ざめ。
しかもそれが、そうとう俗な感情に訴えようとしていて、
カタルシスどころか逆にストレスが残る感じ。
ドラマ作りは、難しいですね。